2023年7月28日:パート2

 21時過ぎ。高崎の自宅に戻って来た。とても不愉快で、とても楽しい1日だった。詳しくは聞かないでください。(笑)

 昨日の記者会見では、冒頭、知事選挙の結果に触れた。その際、投票率が(残念ながら)過去最低を記録した理由や背景についての自らの分析を述べた。ご興味がある方は、ぜひ、会見のyoutube動画を見てみてください。

 今回、単独で行われた群馬県知事選挙の投票率が過去最低(29%)だったことは、もちろん残念に思っている。

 知事選を含め、ここのところ、国内のあらゆる選挙の投票率が右肩下がりに減少し続けていることは、由々しき事態だ。ある意味、民主主義の危機と言える。政治家としての力不足は、率直に反省したい。

 上記の会見でも言及したが、今回の知事選での経験も踏まえ、県内の選挙の投票率を引き上げるために、県として「何か打てる方策があるのか?」を至急、検討したいと考えている。

 ただし、今回の知事選での投票率が大きく下がったことを受けて、「7割の有権者が投票の権利を拒否した!」とか、「群馬県の民主主義の危機だ!」みたいに騒ぐのは、ちょっと違うと感じている。

 現職候補の山本一太は、何年もかけて知事選の準備を積み重ねて来た。その間、様々なチャンネルを通じて、各地域の県民(有権者)の声を拾って来た。17日間の遊説では、ウグイス嬢よりも頻繁にマイクを握り、炎天下で何十箇所もの街頭演説をこなした。何百、何千の県民の皆さんと言葉を交わし、握手をした。

 加えて、選挙前に3000サンプルで、選挙の中盤に1500サンプルで実施した2つの全県世論調査の数字も把握している。

 その自分の目から見て、今回の知事選の投票率が低かった原因は、「県民が県政に関心を持っていない」からでもなければ、「山本県政を評価していない」からでもない!

 誰もが、最初から「現職候補の再選は確実だ」(=自分が選挙に行こうが行くまいが、結果は全く変わらない)と認識していたからだ。事実、群馬県知事選は、全国レベルでは話題にも上らなかった。幸か不幸か、誰一人として「波乱が起こる」とは見ていなかった。

 これで6回の全県選挙を戦ったことになる。少なくとも群馬県の政治史の中で、6回の全県選挙を勝ち抜き、かつ全て(トップで)圧勝した政治家は、山本一太しかいない!

 今度の知事選での遊説の反応は、どれも大差で勝利した過去5回の選挙(参院選4回、知事選1回)に比べても悪くなかった。というより、前回(4年前の選挙)より、良かったと感じた。

 え?どこかの候補者みたいに、思い込み(?)で言っているわけではない!(笑)街頭演説の会場となったスーパーの前で熱弁を振るっている最中に「聴衆が増えていく」現象は、遊説チームも目撃している。

 更に言うと、今回の選挙の得票率も、NHKが調べた県政への評価も、前回を上回っている。

 長年の山本一太支持者の人たちの間には、最初から安泰ムードが広がっていた。なるほど、街頭演説会や地区決起集会に集まった人数は、前回より少なかったかもしれない。が、沿道や畑、家の中から手を振ったり、庭先まで飛び出して来てくれる人の数は、明らかに(前回より)多かった。

 猛暑の中の遊説を最後まで全力疾走で続けることが出来たのは、県民の皆さんからの温かい応援に背中を押されたからだ。(感謝)

 考えて見て欲しい。前回(4年前)の知事選での山本一太の得票数は57万票。群馬県知事選史上最多得票をマークした。その前の参議院選挙の得票数は58万票。これも群馬県参院選史上最多得票だった。

 知事就任後の3年間での山本県政への評価は、NHKの調査で79%、独自の調査でも7割。地元紙(上毛新聞)の調査だと、評価するが63%、評価しないが10数%くらいだった記憶がある。

 もちろん、NHKが昨年の参院選での出口調査の際に調べた数値が、最も現実に近いと考えている。自分の体感とも一致するもの。事実、直近の知事選では、得票率も79%までアップしている。

 以前のブログでも指摘したように、前回の知事選で山本一太の名前を書いて頂いた県民の方々が「離反した」という兆候は見当たらない。にもかかわらず、得票数が20万票、減ったのだ。

 結論として言えること。それは、投票に参加していれば山本一太と記してくれたはずの数十万人の人たちが、今回の選挙では、投票所に足を運んでくれなかったということだ。

 前述したように、理由は明白。誰もが「現職が100%当選する。自分が行かなくとも大丈夫だ」と思っていたからに他ならない。

 6月。県内で、衆院選と知事選の当日選挙が噂されていた頃、ある地元選出国会議員が、(笑いながら)「万一、本当に同日選挙になったら、知事の得票は60万票を超えてしまいますね!」と話していた。

 が、これはただのお世辞ではない。もし衆院選との同日選挙で知事選の投票率が50%を超えていたら、知事選での山本一太の得票数は、間違いなく60万票を超える過去最高の数字を記録していたと思う。得票率は、今回と同じ8割を獲得出来たと信じている。

 大丈夫。心配しなくても、次の衆院選挙は50%を上回るだろう。解散風が吹き始めた段階から、全国メディアが連日、選挙の可能性を報道する。あらゆる媒体に選挙情勢の予測が出る。

 いよいよ解散が決まったとなれば、与野党激戦の注目選挙区は、新聞やテレビ、ネットや週刊誌で連日、取り上げられることになる。無風の首長選挙より国民の関心が高くなるのは至極、当然のことなのだ。

 え?状況によっては、首長選挙だって盛り上がる時はある。仮に次の知事選が保守分裂のような事態に陥れば、選挙戦は加熱し、たちまち投票率は急上昇するはずだ。石川県や徳島県の選挙を見れば、そのことが良く分かる。

 正直言って、知事選の投票率(29%)が3割に届かず、これまで最低だった大沢知事時代の記録(31%)を下回ってしまったことには落胆した。

 これまで「前回の選挙より得票を大きく減らす」みたいなことが一度もなかった。それだけに余計、そう感じる。「もっとこの点に力を入れれば良かった!」とか、「こうすべきだった!」みたいな反省もないと言えば嘘になる。

 投票率が過去最低だったことを取り上げて、(ここぞとばかり)知事選の結果にケチをつける人もいるだろう。

 しかしながら、自分自身は「県民の民意で2度目の知事に選んで頂いた」ことを本当に嬉しく思っているし、誇りにも感じている。今回の選挙結果を(色々な意味で)真正面から受け止め、自信を持って、堂々と2期目の県政をスタートさせたい!!

 あ、NBCニュース(世界の最新情勢)をチェックする時間だ。