2023年6月21日
夕方。東京から高崎に向かう新幹線の車中にいる。15時過ぎに上京。霞ヶ関である人物と面会した。詳しい話をする前に、少し書いておきたいことがある。
過去のブログでも何度か触れた気がするが、念の為にもう一度、言っておく。「政治家山本一太」の秘書は、地元事務所で日々、頑張ってくれている3人(内山、原、井上)だけだ。
心から信頼するこの3人の地元スタッフ以外に、「常時、自分の政治活動に関わっている」人間は存在しない!!公務以外の活動で日々、連絡を取り合っているのは、彼らだけだ!!
彼らは上司(同志)である自分の指示で動く。逆に言うと、「地元の活動」に関して、山本一太が常に意見を求めるのは、3人の秘書たちだけだ。公式、非公式を問わず、「地元の政治活動」に関するアドバイザーなどいない!!
誤解のないように強調しておくと、このブログで言及している政治活動とは、「地元の活動(政務)」のことを指す。知事としての「公務」に関しては、常に県職員と議論を重ねながら、力を合わせて必要な施策を実現し、前に進めている。
2人の副知事や各部局の幹部、メディア戦略や政策に関するアドバイザー等の人たちは、知事の最も頼りになる味方であり、同志だ。
毎回の知事協議でも、彼らの意見や判断を聞いた上で、最終的な決断を下す。どの都道府県でも同じだろう。知事の手足となって動いてくれる県職員の人たちを全面的に信頼しているからこそ、素早い政策決定が可能なのだ。
以前にも書いた憶えがあるが、政治家として(知事に就任する前から)「公務と政務」は、出来るだけ厳格に分けるようにしている。当然、「公私混同」みたいなこともやらない!
例えば、上述した3人の秘書以外の人物が直接、県庁の担当部局に連絡して「政務と公務の引き継ぎ」を相談するとか、秘書課を通じて知事の日程を調整するみたいなことは、あり得ない!!
え?平時と緊急時(選挙)では、やや事情が異なる。選挙の際に、信頼出来る地元の後援会幹部の方々に、山本一太の名刺を持って頂くことはある。さらに言うと、元秘書たちとの関係は、ずっと大事にしている。実際、彼らは、それぞれの立場で、今も自分の活動を助けてくれている。(感謝)
そもそも、どの地域でどんな政治活動を展開するにせよ、その都度、(担当秘書を通じて)各地区の後援会関係者の方々と相談しながら進める。これって、政治活動のイロハだ。この方針は、平時でも、緊急時でも変わらない。
そりゃあ、そうだろう。地域によって、事情が違うのだから。
それでも、全体的な選挙戦略は、毎回、候補者本人である自分が考える。本人から示された構想や方向性を踏まえて、地元秘書たちが(本人や後援会の人たちと話し合いながら)、山本一太がイメージする選挙の手法を「各地区の実情に合うように仕立て上げる」というのが、いつもの流れだ。
もちろん、親しい友人たちにも(アドバイザー的立場で)加わってもらう「選挙戦略チーム」の意見も取り入れつつ、各地区の作戦を練り上げ、実行する。併せて、応援してくれる県議団や市議団、市町村長、職域団体等の方々と調整を重ねつつ、相乗効果の最大化を模索していく。
当然のことながら、従来型の地上戦だけでなく、空中戦も駆使する。毎回、選挙の度に、新しい戦略を試みて来た。
少なくとも過去3回の全県選挙は、このやり方で圧勝している。今回も同様の手法で、選挙戦略を展開していくつもりだ。
え?今、何でこんなことを書くのかって?!選挙が近づくと、いろいろな人が、変な動きをする。実はちっとも親しくないのに、後援会のメンバーでもなく、実際は何の活動にも関わっていないのに、「あたかも知事に影響力がある」かのように振る舞う人間が、出て来たりする。(苦笑)そういう事態を、出来るだけ避けたいのだ。
政治家山本一太は、(特に選挙に関しては)「裏で誰かを動かす!」とか、「秘書以外の誰かに密命を与えて何かをさせる!」みたいなタイプではない!(断言)そのことは、明確にしておきたい。
皆さん、万一、周りに(知事の政治活動について)「自分は、知事に(陰で)こんなことを頼まれている!」とか、「日頃から、政治活動のアドバイスをしている!」みたいな話を吹聴する「秘書や戦略チーム以外の人物」がいたら、その話は「真っ赤なウソ」だと思ってください!!(笑)
あ、間もなく高崎のアナウンス。なぜ上京したのかは、今晩のブログで。