2023年6月11日
22時30分。少し前に帰宅。YouTubeの画面には、最新のニュースが流れている。襲ってきた睡魔にあがらいながら、パソコンのブログ更新画面を呼び出した。
熱いお風呂で疲れを癒す前に、本日のブログを書いてしまおう。
夕方。高崎の自宅まで迎えに来た知事車に乗り込んだ。途中で大事な用事を済ませ、そのまま前橋ドームに向かった。チャリティー音楽フェス「FINAL GBGB 2023」に出演するためだ。
会場の控え室で、バンドのメンバーやスタッフと打ち合わせ。美味しい釜飯弁当も食べた。19時過ぎ。ステージ上での公開リハーサルに参加した。
直前の三味線による素晴らしいパフォーマンスを挟んで、いよいよ本番のライブに突入!何しろ、最後から2番目という順番だ。さすがに緊張した。(ふう)
先ずは、リッケンバッカーを弾きながら、自身のテーマソングでもあるウルフルズの「ヒーロー」を演奏。続けて、2曲のオリジナル曲を披露した。全身全霊で熱唱した。
バックバンドを務めてくれたギタリストの香川誠さん、ベースの西山史晃さん、ドラムの安部川”minzoku“右亮さん、ありがとうございました!!
香川さんと西山さんは、言わずと知れた伝説のバンドROGUE(ローグ)のメンバー。安部川さんは、昨年のツアー中に脳梗塞で倒れ、今年の2月に復帰したばかり。文字どおり、GBGBを体現している存在だ。
加えて、これまで様々な場面で一緒に活動してきた仲間である神村紗希さんと星羅さんが駆けつけてくれたことも、スゴく嬉しかった!!この2人も、素晴らしいミュージシャンなのだ。
GBGBの収益は、福祉車両の購入等に充てられる。このチャリティーイベントを後援する県の知事として、目的達成のために、ほんの少しでも貢献出来たとすれば、こんなに嬉しいことはない!
何にせよ、今回で8回目(ここ3年はコロナのため中止)となる群馬名物の音楽フェス「GBGB」に、初めて足を運んだ。とにかく会場(聴衆)の反応が、前向きで温かい。運営を支えるのは毎回、大勢のボランティアスタッフだ。「なるほど、本当に雰囲気のいい、素敵なイベントだな!」と感じた。
GBGBの趣旨に賛同して集まってくれた著名なミュージシャンの人たちも、皆、同様の感想を述べていたらしい。
2日間に渡るGBGBのトリ(自分たちの後)は、このイベントのホストバンドでもあるROGUE(ローグ)だった。ボーカルの奥野敦士さんの力強いボイス(声)に感動した。
この6曲を歌うために、重い障害を持つ奥野氏が、どれほど血の滲むような努力を重ねたのか。そのことが、容易に想像出来たからだ。フェスの最後に登場したギタリストの香川さんのメッセージも、胸を揺さぶるものがあった。
主催者の皆さん、関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。GBGBは、今回で終了となる。が、この音楽フェスのスピリットを何らかの形で、将来に残せたらと強く感じた。県としても、どんな応援が出来るかを、真剣に検討したい!!
ダメだ、眠い。熱いお風呂で身体を温めてから、布団に倒れ込む。明日は午前中がテレワーク。午後からは、県庁での仕事が待ち受けている。