2023年5月5日:パート4

 間もなく午前零時。このシリーズは、今回(その4)で終わりにする。

 政治家山本一太は、見た目よりずっと慎重だ。たとえどれほど信用している相手であっても、現職の大臣に対して、「外に出たら後で問題になるようなこと」は言わない。ましてや、ネガティブな行動を促す働きかけ(?)なんて、するわけないではないか!(笑)

 誰もが、たちどころに「発信者」(レポーターやジャーナリスト、小説家?それとも即席の専門家?)になれるインターネットの時代には、常に「光と影」が存在する。

 日本にも、「誰もが過激な発言や行動で、YouTubeやTikTokの視聴数を稼ごうと躍起になる」みたいな雰囲気(文化)が出来つつあるのは、由々しき事態だ。

 が、逆に言うと、これまで情報発信の世界を独占して来た既存のメディア(又は、依然として自分達だけが一方的に発信する権利があるかのように勘違いしているマスコミ人たち?)に対して、標的にされた個人が、ピンポイントで反論(反撃)出来る構図が出来つつあることには、ちょっぴり痛快感を覚えていたりもする。

 相手が誰であろうと、ウソをばら撒いたら、標的を絞ってオープンに反撃させてもらう!!これからは、活字より動画だ。知事選挙に向けて、YouTubeのチャンネルを再起動させたり、ショート動画を量産するための準備も整いつつある。

 今回の知事選を契機に、ブログを含む自身のSNS発信力を一気に研ぎ澄ませていく。2期目の知事は、今まで以上に「手強い存在」になるはずだ。

 さて、ここからは、前回のブログの続編。「来月の県議選では、皆さんの応援に行けない」という知事の言葉に対するリベラル群馬と令明所属県議の人たちの反応は、とても落ち着いていた。

 選挙が終わって見れば、知事応接室に招いた全ての県議が、再選を果たしている。どこにも応援には入らなかったが、なるほど、皆、選挙が強いんだな!(感銘)

 県議選が始まる前、幾つかの新聞記事の中で、「連合内には、連合推薦の候補者を応援してもらうことを、知事を推薦する条件にすべきだという声がある」と紹介されていた。

 県議選の最中には、やはり連合内で「自公の候補者ばかり応援する知事の行動が問題視されている」みたいな記事も見た記憶がある。

 が、これらは全て報道ベースの情報だ。連合群馬に推薦の要請を行った後、同組織から直接、現職として知事選に立候補する自分に対して、何かの意思や決定が伝えられたことは一切、ない!!

 そうは言っても、これまでの情報を整理すると、連合群馬から推薦をもらうのは、難しい気もする。最後は(前回と同様に)「自主投票」になる可能性が高いのではないか? が、そうなったとしても、今回、連合に推薦を求めたことは後悔していない。

 前々回(?)のブログでも触れたように、どんな顛末になろうと、(再選を果たすことが出来れば)「働く人たち」の視点は、大切にしていくつもりだ。前回のブログでも言及したが、連合群馬の関係者の方々に、そのことだけは伝えておきたいと思う。

 最後に言っておくが、連休後に「強敵」が名乗りを上げるのは、望むところだ。このままの構図では、知事選の投票率が(県議選と同様に)過去最低まで落ち込むことが目に見えているもの!いや、そんなことを口に出してはならない!どんな流れになろうと、投票率を上げるための最大限の努力をしなければならない!!

 ただし、「本物のライバル」が登場した場合は、激烈に競い合う。一切の遠慮なく、相手の弱点を、徹底的に叩かせてもらう!!あらゆる情報と手段を駆使して!!何度も言うが、選挙とは命懸けの闘争なのだ。

 え?どんな候補者が出て来ようが、どの組織の推薦があろうがなかろうが、最後は絶対に自分が勝つ!!(断言)

追伸:県議選告示の直後(?)に、地元の上毛新聞が、県議選候補者全員を対象にしたアンケートを実施した。その結果を公表した記事によると、候補者の9割(8割以上?)が、「知事のコロナ対応を評価する」と答えてくれたようだ。この結果を見て、胸を撫で下ろした。というより、単純にスゴく嬉しかった!!(笑)

 最も注目したデータは、県議選候補者の間の「山本県政への評価」の数値だ。絶対的な安定過半数を持つ最大会派の自民党の候補者と、友党である公明党の候補者全員(プラス維新の候補者1名)が、「評価する」と回答したと書かれていた。

 この結果にも、心が躍った。やっぱり、この人たちは、本当の仲間なのだと再認識した。このことは、しっかり胸に刻んでおく。(感謝)

 もうひとつ記憶に残ったのは、リベラル群馬と令明の候補者の回答だ。この2つの会派の候補者のほぼ全員が、「どちらとも言えない」と回答していることが分かった。そのうちの1名は、「どちらかと言えば評価する」と答えていたそうだ。

 リベラルと令明の会派の中でも、「評価しない」と答えた候補者はいなかった。実は、そのことも嬉しく思った。「知事とは是々非々で臨む」という姿勢と見事に一致しているなと感じた。

 さあ、熱いお風呂に浸かって、そのまま布団に潜り込む。