2023年3月17日

 22時。高崎の自宅で、パソコンの電源を入れた。遅めの夕食を済ませた後、軽く運動した。熱いミルクティーを飲みながら、最新のブログを書き始めた。

 ちょっとしたことですぐに激昂したり、必要以上に攻撃的な言葉遣いをする人間は、そもそも「心」が弱い。感情のコントロールが出来ないことが、何よりの証拠だ。

 加えて言うと、大抵、見栄っ張りで、自己中心的な性格だ。人前でカッコつける反面、実は、自分のやってきたことに全く自信がない。上述したような人物には、そんなタイプが圧倒的に多い気がする。

 だからこそ、ちょっとでも批判されると、過剰反応する。何でも他人のせいにしようとする。傍目から見ると、とっても痛い!嫌悪感を抱く前に、気の毒に思ってしまう。(苦笑)

 しかも、この種の人物に限って、自分を必要以上に大きく見せようとする傾向が強い。「弱い犬ほど、キャンキャン吠える!」というヤツだ。が、周りからは、すっかり本質を見抜かれている。

 世の中の目って、結構、厳しい。そりゃあ、そうだろう。誰だって、様々な悩みを抱えながら、真面目に(必死に)毎日を生きているのだ。口には出さなくても、他人の行動をよく見ている。それだけに、「いい加減に生きている他人」への評価は常に手厳しいのだ。

 そう言えば、政治家だった亡父が生前、よくこう話していた。

 「政治家は人間観察のプロでなくてはならない!」と。「とにかく、この世界には、多種多様な人間がいるからな。大事なのは、冷静に相手の性格や心の動きを見極めること。どんな場合も、感情に流されず、戦略的に対応することだ!」とも。

 

 その後には、常に「お前は政治家に向いている!」「オレの志を継いでもらえないか?」というお馴染みのセリフ。その度に、「いや、お父さん、全く向いてませんよ!(笑)そのつもりはありませんから!」と応じていた。

 東京に向かう新幹線の車中で、亡父のこの言葉の意味を噛み締めた。大きく深呼吸をしながら、「いかに不愉快な状況に遭遇しても、持ち前のご機嫌力を生かして、淡々と(かつ冷静に)対応していこう!」と自分に言い聞かせた。え?やろうと思えば、すぐに気分を変えられる。「6歳児」というニックネームだけに?!(笑)

 さて、本日は午前8時に自宅を出発。午前9時から、4月の部長人事に関する内示を行なった。1人1人を知事室に呼び込み、「なぜこのポストをお願いしたいのか?」を簡潔に説明し、協力を求めた。全員が、「頑張ります!」と言ってくれた。(感謝)

 午前10時。県庁32階の「NETSUGEN」で、業績職員等の表彰式に出席。昨年と同様、司会進行は知事。表彰を受けた部局の職員からの短いプレゼンの後で、知事が感想を述べ、受賞者と言葉を交わすという形式だった。最初から最後まで、リラックスした、いい雰囲気だった。(ニッコリ)

 表彰式が終わった後は、知事室で3人の地元秘書と打ち合わせ。7月の選挙までの日程を協議した。午前11時50分に県庁を出て、高崎駅へ。昼過ぎの新幹線で東京に向かった。

 14時20分。東京ミッドタウン八重洲開業イベント「POTLUCK YAESU」のトークセッションに登壇。コーディネーター&2人のパネリストと意見を交わした。

 議論のテーマは、「地域経済を進化させるために必要な行政のリーダーシップとは」だ。パネルに参加した他の2人は、内藤佐和子 徳島市長と東靖弘 大崎町長だった。

 詳しいことは書かないが、内藤市長も、東町長も、魅力的なリーダーだと感じた。とても勉強になった。(感謝X2)徳島市や大崎町の取り組みには、スゴく関心がある。機会があれば、どこかで一度、ぜひ視察したい。が、まあ、夏の知事選挙の後か…なあ。

  高崎に戻ったのは夕方。自宅で少し休んだ後、高崎市内のジムに向かった。肉体改造計画は始まったばかり。まだまだ時間がかかる。が、身体を鍛えることは大事だ。

 そりゃあ、そうだろう。「健全な魂は、健全な肉体に宿る」のだ。自分の健康管理も出来ない人間に、県庁という巨大組織などマネージ出来るはずがない!そうでしょう?!

 

 何しろ、群馬県に1人しかいない知事だもの。トップセールスで成果を上げるためにも、パッと見た瞬間に、「元気そうだな!」とか、「前向きなエネルギーを感じるな!」と思ってもらわねばならない!いろいろな意味で、キレがないとダメだ!!

 

 

<徳島市長、大崎町長とのトークセッション>