2023年3月12日

 夕方。今日も、県議選の応援に足を運んだ。14時。北群馬郡から自民党公認で立候補する自民党県議の選対事務所開きに出席した。

 4年前に無所属で初当選。今回は自民党公認候補として、選挙戦に臨むことになった。本当に良かったと思う。

 今から6年前、渋川高校の同級生で、この地域の後援会長も引き受けてくれていた県議が亡くなった。それから2年後、夫の志を引き継いで県議会議員に当選したのがこの人なのだ。応援しないわけにはいかない!!

 「00県議は、この4年間、地域の発展のために努力を重ねて来た。知事が言うのだから、間違いない!最大会派の自民党は、唯一の女性県議。女性や母親の視点を県政に反映させるためにも、大きなご支援をお願いしたい!」と訴えた。

 演説の途中で、何度も拍手が起きた。知事の言霊は、聴衆の胸に届いたと信じている!無風となる可能性は高いが、告示日の夕方まで、油断なく準備を積み重ねて欲しい!!

 さて、このブログでは、先週の会見でも言及した「マイナンバーカードの普及」に関する新たな施策について紹介する。

 群馬県では、マイナンバーカードの普及を促進するため、これまで、県内各地の商業施設に特設ブースを設置したり、カード申請者に特産品をプレゼントするなど、様々な施策を講じて来た。

 その結果、カードの申請率は、2月末時点で69、8%まで上昇。10月末時点の52、5%から17.3ポイント、増えたことになる。

 県が新たなキャンペーンを始めた昨年11月以降、群馬の申請率は、毎月、トップクラスの数字を維持している。離れていた全国平均との差も、2、7ポイントまで縮まって来た。

 多くの県民の皆さんに、カードの申請を行なっていただいたことに関し、改めて感謝を申し上げたい。一方で、他の地域に比べて大きく後塵を拝していた申請率は全国順位は4つ上がったものの、依然として41位に留まっている。(ため息)

 え?デジタル先進県を目指す群馬県として、更なる普及を図っていかねばならないのは当然だ。当初のイメージでは、この段階で全国30位台まで、レベルアップしている予定だった。他の都道府県も、思った以上に努力をしているということだ。

 加えて言うと、マイナポイント取得のためのカード申請期限が2月末で終了した。これを受けて、今後、カード申請者が減少することも想定される。

 こうした流れを踏まえ、群馬県では、3月と4月に申請率を高めるための新たな対策の実施を決めた。

 具体的には、3月から4月にかけて、マイナンバーカードを申請された方々の中から、抽選で1万名の皆さんに「1万円分のクオカード」をプレゼントする。

 対象となるのは、群馬県民で、かつ県が設置する「特設ブース」と「オンライン」のどちらかで、マイナンバーカードを申請した方とする。

 先ずは、「特設ブース」についての取り組み。4月1日から30日までの間、県内の商業施設などに申請をサポートする特設ブースを設置する。こちらでマイナンバーカードを申請した場合には、抽選で「クオカード」1万円分をプレゼントする。特設ブースから、直接、応募することも可能だ。

 次に「オンライン」に関する対応。3月2日から4月30日までの間、オンラインでカードを申請した場合には、抽選により、デジタルギフト「クオカードペイ」1万円分をプレゼントする。

 こちらについては、明日10日から開設する専用フォームから応募出来る。

 上述した特設ブースとオンラインを合わせ、抽選で1万名の県民の方々に、それぞれの特典をプレゼントする。まだカードをお持ちでない県民の方々には、ぜひこの機会に、ご申請ください!!

 政府は7日、マイナンバーの活用拡大に向けた関連法改正案を閣議決定した。行政書士や理容師、美容師など、国家資格の取得や更新でも使えるようになる。利用者の負担軽減が図られる見込みだ。

 さらに言うと、これまで社会保障、税、災害対策に限られていた利用範囲が拡大され、マイナンバーの利便性が向上することが期待される。

 これまで何度も繰り返して来たように、マイナンバーカードの普及は、国全体のデジタル化を推進するためにも、群馬がデジタル先進県になるためにも、不可欠な取り組みだと考えている。

 言うまでもないが、カードの普及を広げるためには、市町村の協力が欠かせない。引き続き、県と市町村との連携強化を進めていく。