2023年2月28日
22時30分。高崎の自宅にいる。熱い紅茶が美味しい。
本日は、県議会一般質問の最終日。午前10時から15時30分まで、4人の県議が次々と質問に立った。知事答弁は、昨日より少ない8本。いつものように、全ての質疑に全力で応じた。
質問のトリを飾った中沢丈一県議は当選8期のベテラン。県議会の最古参だ。この4月で引退することが決まっている。「功成り名遂げた」末の勇退とはいえ、やっぱり寂しい。というか、山本県政にとっては、大きな「痛手」だ。(ため息)
それもそのはず。4年近く前に初めて立候補した知事選で、最初から最後まで選対の中核として自分を支えてくれたこの人こそ、「山本知事の生みの親」とも言える存在なのだ。知事就任後も、一貫して、知事の構想や政策を応援して頂いた。感謝の言葉しかない!!
その中沢県議からは、政治家として「どんな時も県民にウソをつかない」(=苦しい時も真実を語る)という姿勢を学んだ。このひとの信望の源泉が、不器用なまでの実直さと誠実さであることは、疑う余地がない。
実際、30年以上も県議をやっているのに、老獪なイメージがない。これって、スゴいことだ。
もともと「手練手管」を使うみたいなやり方が嫌い(苦手)なのだと思う。当然のことながら、地方政治の重鎮にありがちな「利権との癒着」をめぐる悪い噂も、全く耳にしたことがない!
え?「ご機嫌力」も相当に高い。いつも前向きで、笑顔を絶やさない人柄だもの。総合格闘技で言うと、寝技を嫌い、常に立技で勝負するタイプだな。(ニッコリ)
65歳になった(=晴れて高齢者の仲間入りをした)自分も、中沢県議のような「爽快な政治家」でありたいと思う。
中沢先生、32年間の政治活動、本当にお疲れ様でした。政界引退後も、また違った立場から、知恵と力をお貸しください。引き続き、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます!!
本会議終了後は、関係部局との協議。そのまま16時30分から政策会議に突入。5分ほど休んで、新型コロナ関係部局長会議に出席。5月に予定されている「5類への移行」を見据えたロードマップの中身を議論した。
最後は、ある問題に関する緊急協議。もう少し正確な情報が要る。更なる調査を指示した。
公務が終わったのは、20時近くだった。(ふう)秘書課の皆さん、関係部局の皆さん、遅くまで引っ張って、ごめんなさい!!
追伸:県が発表した今日の新型コロナ感染者は203人。ここ数日、上昇気味だった病床使用率は、再び下がって16、9%。総合的な判断指標も改善している。