2023年1月30日

 間もなく22時。少し前に帰宅した。熱いハーブティーを飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。

 あいたた、両足の腿が痛い。ヒンズースクワットが、ちゃんと筋肉に負荷を与えている証拠だ。(ふう)

 今日は、夕方から政務があった。18時30分。前橋青年会議所(JC)の賀詞交歓会に出席。来賓として、気合を込めたスピーチを炸裂させた。その後も政務の日程を消化。気がつくと21時半。暫くの間、冷たい風の中を歩いた。

 さて、今回のブログでは、先週の会見で発表したGアナライズ&PRチームによる「ギンヒカリ」の分析について報告する。

 県知事の肝入りで創設された「G-アナライズ&PRチーム」の目的は、県産農畜産物の「健康」などに関わる成分を科学的に分析し、その結果を販売促進等に繋げていくこと。

 これまで、「やよいひめ」や「豚肉」を含む6品目の分析結果を発表している。

 7品目目として取り組んでいたのが「ぐんまのサーモン ギンヒカリ」。群馬が開発した「ギンヒカリ」の分析結果を、簡単に報告しておきたい。

 ご存じのように、群馬には海がない。が、恵まれた自然環境を活かし、古くから川や湖などで漁業や養殖業が営まれてきた。

 先週の会見で取り上げた「ギンヒカリ」は、養殖業の主要な魚であるニジマスを高付加価値化するため、水産試験場が10年以上かけて開発した特別なニジマスだ。

 県内の温泉旅館や飲食店などを中心に出荷され、高級食材として高い評価を得ている。そんなギンヒカリの味や香り、健康成分等に関するレポートの作成が完了。これまでの評価を裏付ける数値的なエビデンスが得られたと考えている。

 「群馬のサーモン ギンヒカリ」のセールスポイントを端的に表現すると、「さっぱり、ヘルシー!」「魚が苦手な方にもオススメ!」みたいな感じだろうか?

 会見では、チームの担当メンバーから、詳しい分析結果を説明してもらった。ご興味のある方は、記者会見の動画や県のHPをチェックしてみてください。

 成分分析の結果、「ギンヒカリ」は、魚独特の生臭さがなく、すっきりとした味わいであることが、科学的に証明された。魚が苦手な方にも、ぜひご賞味いただきたい食材と言える。

 「ギンヒカリ」の最大のセールスポイントは、脂肪の量が少なく低カロリーで、かつ魚以外では摂取しにくい機能性脂質であるオメガ3(スリー)系脂肪酸の含有割合が高いこと。とにかく「ヘルシーな魚」なのだ。

 今後は、上記の成分分析で判明した特長や強みを最大限に活用し、さらなるブランド力の強化に繋げていく。

 加えて言うと、群馬県では、ギンヒカリの他にも、釣り専用に開発されたニジマス「ハコスチ」も有名だ。現在、この2つのニジマスに続く「3番目のブランド魚」の開発を行っている。

 将来的には、これらの3つの魚を合わせて、海なし県群馬の「サーモン軍団」(人呼んで『超絶サーモンV3』)としてPRしていこうと思っている。皆さん、「超絶サーモンV3」にぜひ、ご注目ください!!

 G-アナライズ&PRチームでは、引き続き、県を代表する農畜産物の成分分析を進めていく。新たな知見が得られたら、その都度、会見等で報告し、発信していく方針だ。

追伸:
1.今日、発表された県内の新型コロナ感染者は237人。亡くなった方は3名。病床使用率は、昨日から横ばいの40、4%。なかなか4割台を割らない。県内の救急搬送困難事例や外来診療への負荷等も、注視していく。

2.前橋青年会議所(JC)の新年会で、やや過激な挨拶をした。「若手世代として、知事が驚くような『ぶっ飛んだ発信や提案』をどんどんやって欲しい!」と注文した。

 その中で、「前橋JCの皆さんに、今一つパッとしないJCの活動に、ぜひ、新しい勢いを吹き込んで欲しい!」とも申し上げた。

 実は、「ややマンネリ化しつつあるJCの活動」と言うつもりだった。が、一瞬、その言葉が出て来なかったので、「パッとしない活動」という失礼な(?)表現を使ってしまった。

 万一、関係者の皆さんに不快な感じを与えてしまったとしたら、ごめんなさい!県都前橋のJCメンバーの皆さんが、日頃からいろいろと知恵を絞って、地域を盛り上げようと頑張っていることは、よく知っている。だからこそ、前例主義を打ち破るような動きを期待しているのだ。

 逆境にこそチャンスがある!!青年世代の皆さん、(遠慮せずに)もっと弾けてください!!力を合わせて、群馬県を「もっと面白い場所」にしていきましょう!!

 

<ぐんま超絶サーモン軍団の主役はギンヒカリ>

 

 

<前橋JCの新年会での熱烈メッセージ>