2023年1月19日

 20時過ぎ。少し遅めの夕食を済ませ、しばらくyoutubeで欧米のニュースをチェックした。さあ、大きく深呼吸をして、今日のブログを書いてしまおう。

 昨日に続き、本日も終日、令和5年度予算編成に関する知事ヒアリングがあった。関係部局との協議の合間に、お世話になった方のご葬儀に参列したり、某職域団体の新年賀詞交換会に顔を出したりした。もう少し具体的に日程を見ていくと…。

 午前8時30分。高崎の自宅を出発。午前9時過ぎから、予算に関する知事ヒアリングに突入。昼12時まで、真剣な議論が続いた。(ふう)

 13時過ぎ。地元秘書の車で、某企業の創業者(会長)の社葬に向かった。心を込めて、弔辞を読ませてもらった。亡父の時代からのお付き合いだ。親子2代に渡って、とてもお世話になった。

 最後は、「会長からグループの代表を引き継がれたご子息と力を合わせて、新しい前橋、新しい群馬を創っていきます。どうか天上から、お見守りください!」と締め括った。

 15時からは定例記者会見。新型コロナ感染症の現状や対応、観光需要喚起策(全国割)の延長、国民スポーツ冬季大会への対応等について発表した。

 会見終了後は、再び予算の協議。気がつくと夕方。17時過ぎに県庁を出て、某業界団体の新年会に足を運んだ。ここでも、来賓のトップバッターとして挨拶した。

 スピーチの中で、「岸田総理には、ぜひ、新型コロナウイルスの5類相当への移行を決断して欲しい!」と訴えた。

 会見では、国民スポーツ大会冬季大会に関する県の新たな方針も公表した。

 この度、群馬県は、「2025年国民スポーツ大会冬季大会」のスピードスケート競技を、群馬県で開催することを決めた。冬季大会が本県で開催されるのは10年ぶりとなる。

 開催時期は、2025年1月下旬から2月上旬を予定している。場所は、高崎健康福祉大学伊香保リンク。今回、実施される競技はスピードスケートのみだ。
 
 ちなみに、「ショートトラック」「フィギュアスケート」「アイスホッケー」の3つの競技は、岡山県で行われる。

 今回の決定に至った経緯についても、簡単に説明しておきたい。

 昨年12月、日本スポーツ協会から、2025年1月に行われる国民スポーツ大会冬季大会のスケート競技の1つである「スピードスケート」を、何とか群馬県で開催してもらえないかという緊急の要請が舞い込んで来た。

 そもそも、群馬県として冬季大会を開催する予定はなかった。仮に開催するとしても、通常は、開催年や会場、大会コンセプト等を時間をかけて検討しながら、実施に向けて計画的に取り組むのが当然だ。そうでしょう?!

 そうは言っても、万一、開催地が決まらずに25年の冬季競技会が中止になった場合、多くの競技者が、日々の鍛錬を発揮する機会を奪われることになる。

 ましてや、スピードスケートで多くのオリンピック選手を輩出している群馬県として、こうした事態を黙って見過ごすわけにもいかない。国スポの開催は、競技力の向上、人材育成のためにも重要だ。

 こうした諸般の事情を考慮し、関係部局と議論を重ねた結果、今回の開催要請を受諾することを決めた。受諾にあたっては、県内のスポーツ団体、会場地の渋川市等からもご意見も伺った。その上で、今回の決定に至ったのだ。

 あまり準備期間のない急遽の開催となってしまうが、受諾した以上は、素晴らしい大会にしていきたいと思う。地元の伊香保温泉の活性化にも繋がるような形を目指していく。

 2029年には、国民スポーツ大会の本大会が群馬県で開催される。まずは、2025年の冬季大会(スピードスケート競技)を成功させ、本大会への足がかりにしたいと考えている。

 あ、お湯が沸いた。熱い紅茶を飲んで少し休憩したら、次の仕事に取り掛かる。

追伸:本日、発表された県内の新型コロナ感染者は941人。病床使用率は57、2%だった。  

 

        <定例会見で国スポに関する方針を発表>

      

        <群馬県測量設計業協会の新年会で挨拶>