2023年1月18日

 間もなく午前零時。やっとブログを更新する時間が出来た。

 本日も終日、令和5年度予算の知事ヒアリングを実施。夕方になって、緊急のニュースが飛び込んで来た。「高病原性鳥インフルエンザ」の疑い事例が発生したとのこと。感染可能性のある羽数の規模の大きさに一瞬、緊張が走った。

 農政部との緊急協議の後、19時から臨時記者会見を開いた。「本日18時25分に、前橋市内の農場において、特定家畜伝染病である高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が確認された」と発表した。

 現在、群馬県家畜衛生研究所で遺伝子検査を実施中。高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、疑似患畜と確認されれば、県内の養鶏場で2例目となる。

 鳥インフルエンザについては、今シーズン、昨日時点で全国24道県の養鶏場で60例が確認されている。発生数も、殺処分の数も過去最多だ。群馬県でも、1例目の発生以降、監視を強化していた。初回の事例に関する制限の解除に向けて努力していた最中に、2例目が発生してしまった。

 今後、疑似患畜の確認がされた場合は、県庁をあげて殺処分と埋却処分等の防疫措置に着手する。

 今回の事例が確認されたのは、前橋市に所在する農場。発生が確認された場合に殺処分が必要な飼養羽数は約45万羽となる。

 詳しいことは、次回のブログで。