2023年1月12日:パート2

 13時。知事室からのブログ。

 昼12時から12時30分まで、FMぐんまのtsulunos FMに生出演。急いでテイクアウトの親子丼を食べ、パソコンのブログ更新画面を呼び出した。

 午前11時15分から30分まで、来庁した「日本維新の会」の馬場伸幸代表及び所属国会議員2名と面会。4月の県議選に維新の推薦で出馬予定の元県議も同行していた。

 

 え?なぜ、維新の表敬要望を受けたのかって?!自分の目から見ると、知事は群馬県の森羅万象に関わっている。逆に言うと、世の中の森羅万象は、県政に繋がっている。すなわち、いかなる人脈も、群馬県のプラスに繋がる可能性があるということだ。

 

 だからこそ、中央政界で活躍するあらゆる政治家に興味がある。ましてや、国政をめぐる動きは、県政にも直接、影響する。どんな形であれ、野党の党首とお目にかかれるのは、(知事として)大きな意味がある。そうでしょう?!

 冒頭、馬場代表に、次のような趣旨のことを申し上げた。

 「国会議員時代にはお話しするチャンスがなかったが、こうした形でお目にかかれて嬉しい。ご存じのとおり、自分は(知事になる前)、自民党の国会議員を20年以上、務めていた。今回も自民党の推薦を頂戴しているし、次回の県議選では、自民党と公明党の候補者を応援する。そういう立場だ。」

 「そのことを断った上で言うと、自民党所属の国会議員の時代から、自民党の『一強多弱』は望ましくないと言い続けている。野党があまりに弱すぎると、政治に緊張感がなくなるし、国会の議論が活性化しないと思うからだ。」

 「国民にとって、政策の選択肢があるのは大事なこと。その意味では、(知事として政府与党との連携は重視していくものの)『政権与党と是々非々で対峙していく』という方針の維新の皆さんにもぜひ、頑張っていただきたい!ここ数年、維新の存在感が増していることには、注目している。」

 次の知事選のことも話題に上った。選挙に向けた準備の現状や今後の流れについて言及する場面もあった。馬場代表からは、維新トップとしての全国行脚のこれまでの反応や、同党の掲げる主要政策について伺った。なかなか「胆力のある人物」だと感じた。最後に、こうお願いしておいた。

 「国会のほうでも、ぜひ、地方を支援する政策の強化を後押ししてください!」と。

 さあ、そろそろ、14時からの定例会見の資料が届く時間だ。