2022年12月28日

 22時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。熱い紅茶を飲みながら、パソコンのキーボードを動かしている。

 本日は午後から外出。年末年始に向けた「買い物」も済ませた。「おせち料理」は無理だとしても、「お雑煮」くらいは自分で作ってみることにしよう!!

 あ、そうか、必ずしも、お雑煮に「お餅」を入れる必要はないことに気づいた。地方によっては、具材が違う。何しろ、来年は晴れて「高齢者」(65歳以上)の仲間入りをする。(驚)万一、お餅が喉に詰まったりしたら、途端に生命の危険に晒されてしまう!(笑)

 さて、先週の(本年最後の)定例会見でも言及したが、今年は、昨年の同時期よりも早く感染の波が来ている。結果として、病床使用率が高い状態で年末年始を迎えることになる。

 最も重要なのは、年末年始の医療ひっ迫を抑えることだ。そのため、県としても、ワクチン接種体制の強化やコロナ病床の更なる確保と効率的な運用、診療・検査体制の拡充などに力を注いでいる。

 特に、診療・検査体制の拡充に関しては、(日によって異なるが)12月29日から1月3日に受診できる診療・検査外来の施設数を、昨年同時期に比べて4倍近くまで確保している。

 何しろ、社会経済活動を維持すると同時に、県内の医療ひっ迫も抑制しなければならないのだ。県が必要な対策を講じるのは当然だが、県民の皆様の協力も不可欠だ。すでに発表済みの「知事からの3つのお願い」を改めて伝えておきたい。

 1つ目は「ワクチンの早期接種」だ。帰省や旅行の前には、ぜひオミクロン株対応のワクチン接種をお願いしたい。

 ちなみに、群馬県では、12月に続き、年明けも、群馬県ワクチン接種加速化センターの設置やワクチンバスの派遣による接種体制強化の取り組みを進めることを決めている。詳細は、決まり次第、お知らせする。

 2つ目は「十分な換気」の実施。屋内で換気が不十分な環境では、感染リスクが高まる。特に、普段会っていない親戚や友人が集まった際には、(室内の温度に留意しつつ)定期的な換気を心がけて欲しい。

 3つ目は「抗原検査キットや解熱剤の事前準備」。抗原検査キットや解熱剤、生活物資などを事前に購入し、症状が現れた場合でも、重症化リスクの低い方には、自宅療養が可能となる備えをお願いしておきたい。

 加えて、県民の方々にお願いしたいことが、もう1つある。

 それは、年末年始の時期に感染の不安を感じた場合は、積極的に無料検査をご活用いただきたいということだ。

 これまで群馬県では、県内に在住し、感染の不安を感じる無症状の方には、県内の薬局などにおいて無料で検査を受けることが出来る「一般検査事業」を実施して来た。この度、この事業を1月末まで延長することを決めた。

 現在、感染が拡大しているオミクロン株は、症状が出る前から比較的高い感染力を持つと考えられている。つまり、知らず知らずのうちに、周囲の人にウイルスを広めてしまう可能性があるということだ。

 県民の皆さん、帰省や旅行、大人数で飲食をする前後で、感染の不安を感じた場合は、ぜひ、この無料検査を活用してください!

 対象者や実施店舗等の詳細は、このブログに添付したスライドに表示されているQRコードからアクセス出来る群馬県公式ホームページでご確認いただきたい。

 今回、このブログで発信した「3つのお願い」の内容は、県のホームページにも掲載している。年末に向け、SNS等を含むあらゆる手段を駆使して、県民への周知を図っていく。

 さあ、そろそろ運動の時間だ。あと1ヶ月で65歳。相当な努力がないと、体脂肪15%は維持出来ない。(ふう)

追伸:最新(昨日時点)の県内の病床使用率は72、6%。前日に比べて微増した。