2022年12月24日

 

 19時過ぎ。イスラエル産のシナモンティーを飲みながら、本日のブログを書き始めた。少し外を散歩してみたが、かなり寒い。実家の草津温泉は、雪じゃないかなあ?

 2022年のクリスマスイブは、親しい友人たちとの会食。政治の話題から離れて、歴史や文化、芸術等について語り合った。スゴく楽しい時間だった。(感謝)

 今回のブログでは、少し前の会見で発表した「愛郷ぐんま全国割」に関する県の新たな方針を説明する。

 全国を対象とした観光需要喚起策「愛郷ぐんま全国割」は10月にスタート。その期限を12月27日までとしていた。現在まで、大変多くの方にご利用いただいたことを、心から感謝申し上げたい。

 この全国旅行支援の実施に関して、数日前、観光庁から年明け以降の方針が示された。政府の方針を受け、年明け以降の群馬県としての方針を決定した。

 群馬県は、年明け1月10日(火)から「愛郷ぐんま全国割」を再開することとする。割引適用期間は、2月28日(火)までだ。

 これまで「愛郷ぐんま全国割」の実施により、県内観光地の景況は確実に回復しつつある。加えて、適用がない年末年始においても、各温泉地の宿泊施設の予約状況は好調とのこと。知事としても、安堵しているところだ。

 今回の国の制度延長決定を踏まえ、群馬県においても、年末年始の旅行需要が落ち着く1月10日から、「愛郷ぐんま全国割」を再開することを決めた。

 他県は適用期間を3月末までとするところが多いようだ。が、この場合、需要が大きい春休みの予約が先行し、閑散期である1月、2月に割引がないという状況が想定される。県内各地の宿泊事業者とも相談の上、群馬県では現時点での割引適用期間を2月末までとさせていただくことにした。

 今後、国に対して予算の追加配分を求めていく。その上で、予算の執行状況を見極めつつ、出来る限り期間延長を行いたいと考えている。

 次に割引内容等について。年明け以降の「愛郷ぐんま全国割」では、割引内容が変更となる。

 「対象要件」は、これまでと同じ。ただし、「割引率」は、20%となる。割引上限額についても、鉄道、バス、タクシーなどの交通と宿泊をセットにした旅行商品の場合は、1泊あたり5,000円、宿泊費のみや日帰り旅行の場合は、3,000円となる。

 加えて、県内全域で利用できるクーポン券に関しては、平日に旅行する場合は2,000円、休日は1,000円となる。なお、クーポン券は電子クーポンを基本とするが、スマートフォンをお持ちでない方も利用可能だ。

 予約方法も変更なし。予約受付の方法など、詳細は「愛郷ぐんま全国割」ホームページでご確認いただきたい。更に言うと、旅行会社や宿泊の予約サイトは、各社で割引の再開の有無などの対応が異なる。こちらも、詳細は各社のホームページをご覧ください。

 群馬県は、引き続きこの制度を最大限に活用し、全国の方々に群馬県を観光してもらえる環境を整えていく方針だ。ここから、スキーやスノーボード等のウインタースポーツが盛り上がるシーズンに突入する。皆さん、ぜひ、冬の群馬県にお越しください!!

追伸:今日の県内陽性者は2,903人。前週同曜日(2,783人)より増加。病床使用率は71、8%。昨日よりやや低下した。引き続き、医療提供体制の強化を図っていく。