2022年12月15日(掲載順が前後します。)

 今日は12月18日の日曜日。久々の休日も、気がつくと夕方。夕食の準備をする前に、ブログを更新する。

 ここ数日、「湯けむりフォーラム2022」等の準備に忙殺され、タイムリーにブログを更新出来なかった。(反省)先ずは、報告していなかった12月15日の出来事を記しておく。

 初めてのリアル開催となったフォーラム前日の15日(木)は、午前8時過ぎに高崎の自宅を出発。午前9時から大事な政務を1つ済ませた後で、県庁に出勤。午前中は、令和5年度予算編成に関する協議。昼食後の細かい打ち合わせを挟んで、14時からの定例会見に臨んだ。その後も、日程協議等が続く。

 16時40分。県庁を出て、渋川市内のお通夜に向かった。移動中の車中でもウェブ協議。故人の遺影の前でご焼香を済ませ、県庁にとんぼ返りした。そこから再び関係部局との協議。気がつくと、県庁での公務が終わっていた。

 18時30分。高崎市内で、某団体の会長等と懇談。副知事も同席。「温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録」を推進する運動に関して、改めて協力を要請した。登録を実現するためには、国民的な盛り上がりを作ることが不可欠なのだ。

追伸:ここ最近、県内の病床使用率が70%を超えている。過去最多の感染者数を記録した日もあり、医療提供体制への負荷が高まっている。外来、入院、救急、それぞれの現場で、県内医療のひっ迫の度合いが高まっている状況だ。

 県民の皆様には、医療従事者や救急隊の方々が置かれている厳しい現実を、改めてご理解いただきたいと思う。

 こうした状況を受け、群馬県としては、社会経済活動を維持しつつ、医療のひっ迫を抑制していく必要があると考えている。

 15日の定例会見では、年末年始に向けた「県民の方々への3つのお願い」を発表した。(1)オミクロン株対応ワクチンの早期接種(2)定期的な換気の徹底(3)検査キットや解熱剤の事前準備〜だ。

 最初に「ワクチンの早期接種」について。年末年始にかけて、多くの方々が帰省したり、旅行に行かれたりすることと思う。加えて、大人数で飲食をする機会もあるはずだ。

 そこで強くお願いしたいのが、帰省や旅行前のオミクロン株対応ワクチンの接種だ。
群馬県では、感染拡大と年末年始における接種希望者増加への対策として、12月24日(土)に、群馬県総合交通センターに「臨時のワクチン接種会場」を設置する。予約方法などの詳細は、群馬県ホームページをご覧ください。

 次に「換気のお願い」について。今後、暖房器具の使用や節電の呼びかけもあり、窓を閉め切る場面が多くなると予想される。

 屋内で換気が不十分な環境では、感染リスクが高まる。そのため、室内の温度に留意しつつ、定期的に換気を行っていただくよう、お願いしたい。

 最後に「抗原検査キットや解熱剤の事前準備」について。年末年始は、通常よりも医療提供体制が手薄となる。正月休みなどで、薬局をはじめ、店舗が空いていない場合もある。

 この時期の医療ひっ迫を防ぐため、抗原検査キットや解熱剤、生活物資などを事前に購入していただくことをお願いしたい。症状が現れた場合でも、重症化リスクの低い方には、自宅療養が出来る準備を備えておいていただきたいのだ。

 以上、県民の皆さんには、コロナに「うつらない」「うつさない」ため、改めて基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたい。そのことが、医療の逼迫を防ぐことに繋がる。

 上記のお願いの内容は、県のホームページにも掲載する。ぜひ、そちらも、ご覧ください!!