2022年12月3日

 21時。熱い紅茶を飲みながらのブログ。

 今日(土曜日)も、午前中から夕方まで重要な公務があった。午前中に来県した西村康稔経済産業大臣の視察に同行することだ。

 午前8時30分。高崎の自宅を出発。知事車で県庁に向かった。

 午前10時30分。西村大臣を乗せた車が県庁に到着。32階の本庁舎ビルの入り口で、(宇留賀副知事と並んだ)経産大臣を出迎えた。

 そこから夕方まで、5時間以上かけて、県庁の最先端施設やデジタル化の現状、前橋市が先進的に取り組んでいる「マイナンバーカードと連動するMaaS」の仕組み等を見学してもらった。

 

 この間、民間主導による街づくりの現場、高崎Gメッセで開催されていたeスポーツ選手権(under19)等にも、足を運んでいただいた。かなり充実したプログラムを組めた気がする。

 嬉しかったのは、視察後のぶら下がり会見で、西村大臣が、群馬県のデジタル関連施策や街づくりのビジョンに関して、前向きのコメントを連発してくれたこと。特に、民間主導で進められている県都前橋での新しい街づくりの手法には、高い関心を示していただいたように思う。

 

 ちなみに、ランチを食べながらの大臣との懇談には、前橋市長や前橋経済界の有力者も参加。幅広いテーマで意見交換した。いろいろな意味で、情報満載かつ刺激的な空間だった。

 嬉しかったのは、視察後のぶら下がり会見で、西村経産大臣が、「群馬県のデジタル化推進に関する様々な取り組みを高く評価してくれたこと」だった。最後に大臣から「知事からも何があればどうぞ!」と声をかけられたので、(お言葉に甘えて)次のような趣旨の発言をさせてもらった。

 「2つのことだけ、簡潔に申し上げます。ひとつ目は、群馬県はもちろん、全国の知事は、間違いなく西村経産大臣(かつてのコロナ担当大臣)にお世話になっているという事実です。」

 「当時、安倍内閣のもとで経済再生担当大臣(新型コロナ担当大臣)として激務をこなしていた西村大臣とは、節目節目で、何度も電話等を通じたやり取りをさせていただきました。」

 「何をやっても批判される難しい状況の中で、見事にコロナ担当大臣としての重責を果たされたと思います。というか、西村大臣でなければ、あれほどの難局は、とても乗り切れなかった。恐らく全国の知事がそう感じているということを、国民(県民)の皆さんに知っておいていただきたいと思います!」

 「もう1つは、クリエイティブの発信源を目指す群馬県としてのお願い。コンテンツ振興も担当する西村経産大臣には、ぜひ、危機的状況にある日本のコンテンツ力を復活させるための『西村イニシアティブ』のようなものを、打ち出していただきたいとお伝えしました。そのための実証実験の場として、クリエイティブ拠点の構築を進めるこの群馬県を、大いに活用いただきたいと考えています。」

 上記の提案に関しても、大臣から前向きな発言(詳しいことは言わないが)を頂戴した。

 西村大臣、多忙な日程を調整して群馬県までお越しいただいたこと、心から感謝申し上げます!大臣視察の日程に関わった県職員たちも、大臣の気さくなお人柄に、すっかり魅了されていました。

 群馬県は、今後も政府との連携を重視していきます。その中でも、宇留賀副知事の派遣元(?)である経産省とは、様々な分野で協力関係を築いていきたいと考えています。引き続き、知恵と力をお貸しください!!

 さて、と。これから、日経テレ東大学の番組「クリエイティブ政策談義」 https://youtu.be/2DHiojIC2asを見る。2022年を振り返る特集の第1弾。テーマは「安倍政権とは一体、何だったのか?」だ。

 え?もちろん、山本一太知事がゲストで出演している。ご興味のある方は、ぜひ、ご視聴ください!!

追伸:
1.明日(日曜日)も、午後から公務が入っている。(ふう)それでも、久々に昼近くまで寝られそうだ。(ホッ)

2.今日の新型コロナ県内感染者は2,152人。前週同曜日(2,338人)より減少。それでも、病床使用率は60、5%に上昇。緊張感は保ちつつも、冷静な対応を続けていく。

 

        <県庁32階のNESTUGENを案内>

           

           <前橋市の街づくりを視察>

          

          <eスポーツのメッカを目指す群馬県>

         

        <視察後の大臣ぶら下がり会見>