2022年11月19日

 夕方。高崎の自宅にいる。

 午後。高崎市内で開催された「産業祭」に足を運んだ。多くの企業が出店したブースを回り、なかなか会う機会がなかった大勢の仲間たちと、久々に再会した。実行委員会の皆さん、会場の案内、ありがとうございました!!

 街全体に、いつになく活気があった。特に、「高崎えびす講市」が行われた地域は、大勢の人々で賑わっていた。ホッとしたのは、全員がマスクを着けていたこと。週末の街に繰り出した皆さんには、しっかりした感染防止対策を講じつつ、野外のイベントを存分に楽しんで欲しい!

 「第8波」の中、県内の感染者数が増え続けているのは心配だが、地域に「賑わい」が戻って来ているのは、素直に嬉しい。家族連れも多いし、皆が笑顔だもの!今後も「感染拡大を抑えつつ経済を回す」挑戦は続く。(ふう)

 さて、友人たちから「6歳児」と呼ばれるワガママな山本一太も、知事になって「随分、大人になった」と感じる。(笑)国会議員時代と違うのは、群馬県と県民のためになると思えば、どんな場所にも喜んで足を運び、大嫌いな相手にも平気でお世辞を言い、頭を下げるようになったことだ。(笑x2)

 実際、周りの人たち(特に自分のことをよく知っている支持者の方々)から、最近、よくこう言われる。「一太さん、知事になってから、表情が柔らかくなった気がする。以前より温和になったね!」と。

 それでも、「政治の不条理」に直面すると、普段は胸の奥にしまっている激情(闘争本能)が、音を立てて湧き上がって来る時もある。「そもそも世の中は、思ったように動かない」と分かっているのに!こういうところが、やっぱり子どもっぽいんだよなあ。(ため息)

 少し前に、宇留賀副知事、片貝主席補佐官に続けて電話した。何の話をしたのかは言わない。政治の世界ではよくあることだが、前提としていた枠組み(当たり前だと考えていた常識)が機能していなかったり、入手した情報が正確でなかったりすると、戦略的な判断が出来にくくなる。そこから、予想外の展開が生まれたりする。

 が、そんな時、怒ったり、動揺したりするのは時間の無駄だ。何かが機能しないのなら、機能させるためのやり方を考える。これが正しいアプローチだ。そうでしょう?!

 知事になって3年目。県民の中には、いかなる反発も恐れず、思ったことをどんどん実行する「猪突猛進型」の首長だという印象を持つ人もいるかもしれない。でも、実は、山本一太は「独断専行型」ではない!周りの意見には真摯に耳を傾けるし、逆に慎重な部分もある。

 が、それでも、自分が正しいと思ったこと(県民のためになると信じたこと)は、最後まで貫こうと心に決めている。不当な圧力で信念を曲げるようなことは、断じてやらない!!

 過去のブログにも書いた憶えがある。どんな問題でも、それが本当に必要な時は、全ての事実関係を県民の前に明らかにする。その上で、出来る限りの説明責任を果たし、堂々と民意を問う。

 

 知事として、常にその覚悟を持って走り続けていることだけは、改めてここに記しておきたい!!え?60歳を超えても、これだけの闘争本能があるのは、元気な証拠だ。

 今、日程を見ていて気がついた。明日の日曜日も、朝から晩まで公務や政務が詰め込まれている。今晩は、ちゃんと寝ておかないと。週に1日でいいから、ゆっくり休めたらいいのに…なあ。
 

 

<男気に溢れたモノづくりのオッサンたち!>