2022年11月1日:パート2

 16時30分。32階のスタジオ「tsulunos」での番組収録を終え、知事室に帰還。次の日程が始まる前に、本日2本目の短いブログを書く。

 今日、県内で新型コロナ感染が確認された人は1,233人。先週(787人)より増えている。問題は病床使用率が31、7%と3割をやや超過したことだ。

 東京を含め、感染者数が再び増加している地域もある。ここから、秋から冬にかけて予想されていた「第8波」に移行する可能性もある。が、全体としては、まだ落ち着いた状態が続いている。今後の情勢を、冷静かつ注意深くウォッチしていく。

 さて、今月中旬から、県下一斉の「マイナンバーカード申請促進キャンペーン」が始まる。来週の会見で、「より詳しい内容」を発信する予定だが、現段階の状況を報告しておく。

 主な取り組みは、次の2つ。「申請サポートブースの開設」と「カード取得促進のための特典の付与」だ。

 先ずは、「申請サポートブースの開設」について説明する。添付したスライドを見ながら、読んで欲しい。

 カードを申請する機会を拡大するため、県内各地の商業施設でカード申請をサポートするブースを、11月から12月末までの間、延べ282回に渡って開設する。場所は、県内各地のイオンやスマーク、各地のスーパーなどになる見込みだ。

 このブースでは、申請に必要な写真を無料で撮影し、申請書の記載をサポートする。

 「平日、役所に行く時間がない」とか、「時間があっても申請手続きが難しそう」といった声に応えるため、県内の至る所で気軽に申請出来る環境を充実させる。ぜひ、買い物ついで、外出ついでに、お立ち寄りいただきたいと思う。

 「カード取得促進のための特典の付与」の内容にも触れたい。こちらも、添付したスライドを見ながら、読んでもらいたい。

 目的は、1人でも多くの県民の皆様にマイナンバーカードを取得してもらうこと。その目標を達成するために、このカードを申請又は取得した方々に、2つの特典をプレゼントする計画だ。

 1点目の特典は、マイナンバーカードを取得している県民の皆さんの中から、抽選で1万人に「群馬県産の農畜産物や特産品」を贈るというもの。

 2点目の特典は、前述した申請サポートブースを利用した県民の皆さんに、クオカードを提供するというものだ。

 こうした対策に加え、LINEデジタル窓口や折り込み広告など、あらゆる広報媒体を活用して、集中的に広報を展開する。以上が、現時点で固まっている「申請促進キャンペーン」の概要だ。

 「あらゆる手段を駆使して、県民のマイナンバーカード取得率を引き上げる」と決意した理由は、もう、いちいち繰り返さない。が、これだけは書いておく。このキャンペーンを成功させるための最大の鍵は、県と市町村がどこまで協力(連携)出来るかということだ。

 先般も前橋市、高崎市、太田市、伊勢崎市、桐生市を回って、直接、4人の市長に協力をお願いした。その他の市町村にも(手分けして)働きかけを続けている。

 県民の皆さん、マイナンバーカード取得率アップに向けた一層のご協力、ご理解を、心からお願い申し上げます。まだマイナンバーカードを持っていないという方は、この機会に、ぜひとも作成いただきますよう、お願い致します!!

 さあ、そろそろ前橋商工会議所の懇親会に向かう。

 

<マイナンバーカード取得率向上のための集中的キャンペーン>

 


<木育サミットに関する対談>