2022年10月2日:パート2

 18時。夕食の準備をする前に、本日2本目のブログを書いてしまおう。

 前回のブログで「健康フォローアップセンター」に言及するのを忘れていた。

 今週26日から、感染者の全数届出の見直しに伴う「健康フォローアップセンター」の運用を開始している。発生届対象外の感染者のおよそ8割が登録を行っていることから、ここまでは「順調に運用出来ている」と言えそうだ。(安堵)

 上記の動きと並行して、県内医療機関や保健所の負担も軽減されつつあるとの報告を受けている。

 群馬県としては、引き続き、届出対象者はもちろんのこと、届出対象外となる方々にも安心して療養してもらえるよう、しっかりと取り組んでいく。県民の皆様には、「陽性が判明した場合は、積極的に健康フォローアップセンターにご登録をいただく」よう、改めてお願いしたい。

 さて、群馬県では、国の事業開始に合わせて、10月11日(火)から、全国を対象とした「愛郷ぐんま全国割」を実施する方針だ。期間は、10月11日から10月31日宿泊分までとなる。

 実施期間については、今後の予算やコロナの感染状況を踏まえ、延長も含めた検討を行なっていく方針だ。

 加えて言うと、現在、実施している「愛郷ぐんまプロジェクト第5弾」は、全国旅行支援の開始まで延長する。切れ間のない支援を行うためだ。

 ブログの末尾に添付した「愛郷ぐんま全国割」に関するスライドを示しつつ、「全国割」の具体的な内容を説明する。

 「愛郷ぐんま全国割」においては、これまでの「愛郷ぐんまプロジェクト」と異なり、近隣県以外も含めた全国の方々が対象となる。

 「要件」については、愛郷ぐんまプロジェクトの場合と変わらない。すなわち、「ワクチンの3回目接種が済んでいる方」、「PCR検査等の結果が陰性だった方」、そして「そうした人たちに同行する11歳以下の方」となる。

 「割引率」は、旅行代金や宿泊代金の40%とする。割引上限額について言うと、鉄道、バス、タクシーなどの交通と宿泊をセットにした旅行商品の場合は、1泊あたり最大8,000円、宿泊費のみや日帰り旅行の場合は、最大5,000円の割引となる形だ。

 また、上記とは別に、県内全域で利用できるクーポン券を配布する。クーポン券は、平日の旅行の場合で3,000円。休日は1,000円となる。

 「利用方法」は、予約の方法によって異なる。「宿泊施設に直接予約する場合」は、予約完了後にご自身で公式サイト検索予約サービス「ステイナビ」に登録し、予約QRコードを取得してもらうという流れになる。

 その後、ホテルや旅館にチェックインする際に、ワクチン手帳等の接種証明、またはPCR検査等の陰性を証明するものと一緒に、QRコードを提示することで割引が受けられる。現地で、割引後の代金をお支払いただく方式だ。

 次に、「旅行会社や宿泊予約サイトから予約した場合」の流れを説明する。この場合は、事前予約を行うと同時に、チェックイン時にワクチン接種証明又は検査の陰性証明を提示する必要がある。が、QRコードは、必要ない。

 要は、予約条件に応じて、ご旅行前あるいは現地にて、割引後の代金を支払っていただく。そういうことだ。

 以上のように、「愛郷ぐんまプロジェクト」の場合と違って、「愛郷ぐんま全国割」の適用には、事前の予約が必須となる。割引の適用方法などの詳細については、すでに公開中の「全国旅行支援 群馬県事務局」のホームページでご確認ください!

 「愛郷ぐんま全国割」では、文字どおり対象者が全国に拡大する。知事としても、新型コロナや物価高騰などで疲弊した県内経済を回復させる起爆剤になると考えている。この事業への期待は大きい。

 群馬県としては、この好機を最大限に活用し、日本全国から1人でも多くの方々にご来県いただけるよう、内外へのPRを図っていくつもりだ。

 これから秋の行楽シーズンとなる。全国の皆さん、ぜひ群馬県にお越しください!!