2022年9月26日

 20時過ぎ。高崎の自宅。ソファー(Yogibo)で、しばらく意識を失っていた。(ふう)熱い紅茶で頭をシャキッとさせて、本日のブログを書く。

 本日は、午前10時から県議会の一般質問。質疑は、昼食を挟んで、夕方まで続いた。自民党を含む3つの会派から、4人の県議が質問に立った。それぞれ中身の濃い質疑だったと思う。

 本会議終了後は、関係部局との協議。続けて、明後日の一般質問2日目の知事答弁のレク。2人の副知事の意見も聞きながら、その場で、必要な文章の修正や追加的に盛り込むべき内容等について、担当部局に指示した。いつものように、テキパキとやった。

 9月の県議会本会議での最初の質問者は、最大会派である自民党の伊藤総務会長。最初の質問で、来年の知事選に関する思いを聞かれた。

 過去のブログで何度も記しているように、この7月、2期目の再選を目指して、来夏の知事選に立候補することを正式表明している。

 伊藤県議から、「その決断に至るまでの経緯や、今後の取り組みについて、改めて知事の思いを語って欲しい!」と求められた。次のような趣旨の答弁をした。

 「来年の知事選に2期目の再選を目指して立候補することは、7月に開いた私の県内約70の後援会役員による戦略会議で、明らかにしています。その後の記者会見でも、丁寧に説明しました。」

 「しかしながら、県議会本会議という重要な舞台で、しかも最大会派からの質問という形で、そのことを県議や県民の皆さんに改めて説明する機会を頂戴し、とても有り難く思っています。ご質問、ありがとうございました!」

 「選挙の1年前に次の知事選への立候補を表明するというのは異例だと言う人もいます。が、それでも、拙速だとは思っていません。『次の知事選の1年前に、現職として再選を目指すかどうかを決め、発表する!』という私自身の方針は、マスコミの取材や年始のインタビューを含め、様々な場面で繰り返し発信して来ました。」

 「最大会派の自民党に関して言えば、星名幹事長(現議長)の頃から、知事と執行部との定期懇談会を行なっていますが、その中でも、幾度となく私の気持ちを伝えています。これまで約1年かけて、県内に約70あるほぼ全ての私自身の地元後援会の会合(役員会)を開き、支持者の方々の声を聞いて来ました。」

 「県内の20を超える主要な職域•業界団体とも、知事の方から直接、相手側の本部に伺うという過去に例のない形で、意見交換を積み重ね、県政への要望や意見を伺って来ました。」

 「加えて言うと、(選挙のためにやっていたわけではありませんが)県内12ヶ所で、知事が県民に直接、群馬県の未来ビジョンを語る県主催の『未来構想フォーラム』を次々に実施する中で、県民の方々の気持ちを丁寧に汲み取って来ました。」

 「こうしたプロセスを丁寧に積み上げながら、時間をかけて様々な要素を総合的に考えた末、2度目の立候補表明という決断に至ったのです。特に、最も重要な判断材料の1つは、県民の皆さんの、3年間の山本県政への評価と期待度でした。『独りよがり』では、何の意味もないと考えているので!」

 これに関しては、7月中旬に1500以上のサンプル数で行った独自の世論調査、7月20日(?)に地元紙(上毛新聞)が一面で報道した県政に関するアンケート調査の結果、7月25日にNHKが報道した参院選の出口調査の際に調べていた県政への評価の数値を挙げ、次のように話した。

 「上毛新聞の世論調査では、山本県政を評価すると答えた人が62%、評価しない人が16%でした。上毛よりサンプル数の多かった私自身の世論調査では、評価する割合は更に高く、7割になっていました。そして、NHKの調査では、評価すると回答した人が79%(8割)いたことが判明しました。」

 「実はNHKのデータが公表された直後に、東京の親しいメディア人から電話が来て、『一太さん、これは(過去の例から見ても)相当に高い数字です。ちょっと驚きました。県民の間に、山本知事に対する強い期待があると捉えてもいいと思いますよ!』と激励されました。」

 「誤解のないように言っておきますが、私は(この数字に)自惚れたり、勘違いしたりはしていません。世の中の評価などというものは、ちょっと失敗すれば一気に変わってしまうものだと分かっているからです。が、それでも、私は、この数字は事実だと信じています。」

 「少なくとも(知事に就任して3年目の)今、県民の間に、知事と県政に対するこれだけの評価や期待があるとすれば、途中で投げ出すことは出来ないと感じています。ましてや、新総合計画で群馬県の明確な未来ビジョンを打ち出し、その方向性のもとで3つの具体的な近未来のイメージまで発信しているんです。あと4年間、知事を続ける中で、こうした目標を何とか達成したい!そう強く感じています。」

 もともと欠点だらけの知事であり、反省すべき点も多いことを率直に認めつつも、過去3年間、3つのこと(県議会との信頼関係の構築、市町村との連携、県職員の能力を最大限に引き出すこと)を常に頭に置きつつ、県政を担当して来たと伝えた。

 その意味で言うと、「先般、県の市長会と町村会に続けて、来年の知事選での『推薦状』を手渡されたことは、自分にとって大きな意味がある!」とも。

 さらに、「来年の夏に再選を果たすことが出来れば、今後もこの3つの基本姿勢を大切にしながら、知事としての職務に邁進していきたい!」とも訴えた。

 最後に、こうお願いした。

 「来年の選挙を勝ち抜いて、新しい群馬を創る挑戦を続けたい!伊藤総務会長にも、ぜひ、応援していただきたいと思っています!!」

 さあ、急いで運動する。明日は「国葬」のために上京する予定だ。朝の新幹線で東京に向かう。今晩は、しっかり睡眠をとっておかないと!!