2022年9月17日

 22時過ぎ。熱いミルクティーの代わりに、濃い目のコーヒーを飲んだ。運動した後は、どうしても眠くなる。以前にも言ったが、「紅茶一辺倒」の生活から、少しずつ脱却を図っている。それでも、やっぱり、紅茶が一番、好きだな!(笑)

 あれえ、また新規メールが届いていない。(ため息)何度、ウェブマスターに頼んで修正しても、しばらくすると、同じ現象が起こる。きっと何かの設定がおかしいのだ。

 これって、実は深刻な問題だ。お気に入りのMacBook Airがちゃんと機能しないと、まともな仕事が出来ない。もう一度、ちゃんと見てもらうことにしよう!!

 さあ、気を取り直して、文章を続ける。県内の新型コロナ感染者数は、今日も1,000人を超えた。が、(減り方のスピードは鈍っているものの)全体の減少傾向は変わっていない。引き続き、冷静に対応していく。

 前回のブログでは触れられなかった昨日(16日)の日程に、少しだけ言及しておく。

 午前10時30分。県が主催する「令和4年度 建設工事•委託業務表彰式」に出席。受賞者に表彰状を手渡した後、知事として式辞を述べた。

 県内各地における公共工事並びに委託業務において、卓越した技術力と創意工夫で高い品質を実現した技術者や会社を表彰するこの行事は、県にとって極めて重要なイベントだ。その事実は、このブログで強調しておきたい。

 13時30分。「連合群馬」の役員が来訪。ウェブから参加した幹部もいた。恒例の「1万人県民アンケート」に基づく「要望」を受け取ると同時に、中身についても(その場で)意見交換を行った。今後の県政を考える上で、参考になる指摘や提案も多かった。(感謝)

 16時。新たに着任した県警本部長が挨拶のために来庁。なるほど、噂に違わぬ優秀な女性だ。細かい会話の中身は書かないが、とても勉強になった。

 続けて、関係部局との協議。知事トップセールスの進捗状況等についての報告を受けた。17時20分。県庁を出発。18時からの地元選出国会議員の政経セミナーに駆けつけた。

 来賓としては、最初の挨拶。主催者側の要望どおり、2分で短く収めた。そのまま次の日程へ。そう、「与えられた時間を守る」のは、とても重要なのだ。

 さて、ここからは、昨日の「デジタル•技術大臣会合」に関するブログの続編。先ずは、「G7サミット」について改めて説明する。ブログの末尾に添付したスライドを見ながら、読んで欲しい。

 「G7サミット」とは、主要7ヶ国とEUの首脳が参加し、その時々の国際情勢や地球規模の課題について意見交換を行う最も有名な国際会議の1つだ。日本で7年ぶりの開催となる今回は、来年5月に広島県広島市で開催されることが決定している。

 毎回、上記の首脳会議の開催に合わせて、「コロナ対策」「地球温暖化」「人権問題」など各分野の主要テーマを議論する参加国の関係閣僚会合が、開催国の国内で開かれることになっている。今度のG7サミットでは、日本国内14の都市で開催される予定だ。

 その14の会合のうち、群馬県での開催が決まった「デジタル・技術大臣会合」では、「世界経済、安全保障、地球環境等の課題解決におけるデジタル・技術が果たす役割」など、世界規模のテーマに関する議論が展開される。

 そう、これこそ、世界の潮流を大きく左右する最先端のデジタル・技術の方向性などが議論される最も旬な(?)国際会議なのだ。誘致にあたっては、「日本最先端クラスのデジタル県」を目指す群馬県として、これまでの様々な取組を最大限、内外にPRした。それが功を奏した形だ。

 群馬県でデジタル分野の国際会議(閣僚会合)を開催することは、デジタル化の推進に向けた県民の理解の深化に繋がる。同時に、デジタル技術による地域課題解決に向けた様々な取組にも、大きな弾みになることは間違いない!

 群馬県の経済の中心は、自動車産業を含むものづくり産業だ。が、デジタル化による競争力の強化は、今の産業界にとって重要なキーワードになっている。今回の閣僚会合開催を契機に、県内におけるDX化への関心を一気に高めたいと思っている。

 加えて、群馬県での閣僚会合の開催は、デジタルの取組が進んでいる県としてのブランド力向上にも大きく貢献する。国際会議が受入可能なレベルの都市として、世界中に認識してもらうまたとない機会になるはずだ。

 更に言うと、閣僚会合開催による経済効果も期待出来る。経済波及効果に関する過去の実績から考えると、今回の群馬県内での閣僚会合開催に伴う経済効果は、(開催推進協議会等による関連イベントを含めて)約5億円と試算される。

 それだけではない。ハイレベルな国際会議を通じて、群馬の魅力を世界に示すことは、インバウンドのV字回復にも結びつく可能性がある。

 何れにせよ、群馬県にとって「初めてのハイレベルな国際会議誘致の成功」を、あらゆる形で、最大限、群馬県の発展に繋げていく。これこそが、知事の使命だ。

 

      <初めてのハイレベル国際会議を誘致!>

 

 

      <県の重要行事の1つである建設工事•委託業務表彰式>