2022年9月14日

 日本時間だと14日の午前5時。シカゴから羽田に向かう飛行機の機中で、パソコンを起動させた。

 少し前に、機中食の「和食」を食べた。米国での「こってりした食事」が続いていただけに、(あまりに美味さに)ちょっぴり感動した。先ず、盛り付けの色合いが完璧。疲れた身体には、量も、味の濃さも、ちょうど良かった。しかも、「身体にいい食材」しか使っていないのが、素晴らしい!

 自民党の元クールジャパン戦略推進特命委員長が改めて言うのも変だけど、「和食」こそ、まさにクールジャパンの極致だと再認識した。(笑)そう言えば、北欧でも、米国でも、日本食は大人気だった。そりゃあ、そうだよなあ!!(改めて納得!)

 行きも帰りも、機内スタッフは、とても親切だ。そう、細かい気配りも、日本人の特徴(文化の一部)なのだ。

 さて、ここからは、フィンランドと米国滞在中に書けなかったエピソードや感想を、まとめて記すことにする。

 フィンランドのホンコネン科学•文化大臣との会談に関しては、過去のブログで詳しく触れた。ようやく会談の写真が届いたので、添付しておく。30代のハンサムなこの青年、意外と近いうちに訪日する可能性もあるのではないかと感じた。その時は、ぜひ群馬にも足を伸ばしてもらえるよう、働きかけたい。

 ヘルシンキでは、(大臣との会談に加え)サウナ協会の副会長や、ヘルシンキ大学の教授とも面会した。リトバ•オメロルオマ副会長は、フィンランドのサウナ文化のユネスコ無形文化遺産登録を実現させた立役者の1人だ。

 温泉文化のユネスコ登録を目指す群馬県としては、ぜひ、この方を(どこかで)群馬にお招きしたいと考えている。

 フィンランドには、科学•文化大臣の他にも「ぜひ群馬に呼びたい」と思っている人が2人いる。1人目は、ヘルシンキ大学獣医学部のアンナ•ヒーレムビョークマン客員教授だ。アンナ教授は、コロナ探知犬、ガン探知犬研究の第一人者。ヘルシンキ大学獣医訓練病院の施設でのコロナ探知犬の訓練を見て、犬という動物の持つ特殊能力に驚愕した。

 何しろ、フィンランドは、2020年9月から21年4月まで、ヘルシンキ空港で実際に探知犬の試験的運用を実施し、PCR検査以上の成果を上げているのだ。これって、スゴいことでしょう?!

 もし群馬県が、ガン探知犬のような「人間を助けてくれる」犬を育てられたら、素晴らしいと思う。そうしたことが、幅広い意味での「人とペットとの共生社会」の構築に繋がるはずだからだ。

 併せて、獣医学部の研究チームを率いるアンナ客員教授が連携しているNPO、「Wise Nose」のヘリ•ニウロ会長にも、群馬への来県を要請したいと考えている。

 探知犬の視察と同様、いやそれ以上に圧巻だったのは、ヘルシンキ市内にある核シェルターの見学だった。この件については、次回のブログで取り上げる。

 

追伸:フィンランド滞在中の知事の活動には、(現地で)中沢丈一自民党県議、青柳群馬県建設業協会長、須藤群馬県医師会長ご夫妻、村上群馬大学医学部教授の5名が合流。各分野で信望と影響力のあるこの5人の方々に、サウナ文化の成功例や、探知犬の研究、核シェルターを見てもらえたのは、とても大きな意味があったと思う。

 

<ホンコネン科学•文化大臣との会談>

 

<サウナ協会のリトバ副会長と面会>

 

<ヘルシンキ大学、コロナ探知犬訓練を見学>

 

<コロナ探知犬の研究者、NPO代表と>