2022年8月18日:パート2

 

 22時過ぎ。高崎の自宅にいる。運動してから、少し遅い夕食を食べた。トマトソースのスパゲッティーとヨールグとのシンプルな組み合わせ。野菜が足りないので、食前に濃い青汁を飲んだ。(うっぷ)

 本日、県内で新たに確認された新型コロナ感染者は2,819人。残念ながら、前週同曜日(2,772人)を上回っている。亡くなった方は9名。ほとんどが高齢者だと聞いている。少しずつ下がっていた病床使用率は、やや上昇したようだ。

 マスコミ報道によると、今日の全国の感染者は25万人を超え、過去最多となったとのこと。全国の21の道県で最多を記録している。群馬県も、この流れに押されている形だ。

 もしこの全国的な再拡大が、お盆休みの人流の増加に起因するものだとしたら、ようやくピークアウトの兆しが表れていた群馬県でも、再び再拡大に転じる可能性がある。

 毎回、言及しているように、最も重要なのは、医療のひっ迫を起こさない(=病床使用率を適切にコントロールする)ことだ。引き続き、冷静かつ迅速に対応していく。

 ちなみに、昨日時点でも、群馬県の病床使用率(54%)は、関東地域で最も低い。が、重症者が増えたために、重症病床使用率(14%)が上がっている。ここは要注意だ。

 医療のひっ迫という問題に関して言うと、16日にNHKが報道した沖縄県の医療の現状に、少なからぬ衝撃を受けた。この記事によれば、沖縄県の沖縄本島地域での新型コロナ用の病床使用率は100%を超えているらしい。

 

 

 同記事には、「新型コロナ以外の病床もひっ迫し、けがや急病で入院することも難しくなっていて、医師は『私たちにとっては絶望的な状況だ』と惨状を訴えている」と書かれている。これが事実とすれば、かなり深刻な状況だ。

 上記の記事で取り上げられた沖縄県豊見城市の友愛医療センター救急科の山内素直部長が、現場の惨状に言及した次の言葉を、胸に刻んでおかなくてはならない!

 「限界を越えて、破滅的な状況で、私たちにとっては絶望的な状況だ。医療スタッフの疲弊も限界を超えてしまっている。現場の救急隊が要請しても、受け入れ先が見つからない事態が日常化してしまっている。本来であれば、救えた命が救えなくなる事態も起こっていると思うし、これからも起こり続ける。」

 群馬県が回避しなければならないのは、まさにこうした事態なのだ。明日、関係部局と改めて協議したいと思う。