2022年8月18日

 18時過ぎ。少し前に帰宅。運動する前に、急いでブログを更新する。

 本日は7、8年ぶり(?)に腸の内視鏡検査を受けた。朝起きて「下剤を飲む」ことから始まったので、思ったより時間がかかった。(ふう)

 病院の受付に提出した問診表と説明&合意書の中に、「検査中にポリープが見つかったら、切除を希望しますか?」という項目があった。迷わず「はい」に丸を付けておいた。

 検査が始まる前、担当のドクターから、「ポリープがあったら、切除していいですね?」と念押しされた。「ええ、お願いします!」と答えた。「分かりました。ただし、切除をした場合は、数日間、運動を控える等の制約がかかりますで、ご了解ください」という説明もあった。

 腸カメラが体内に入っている間、軽い麻酔の効果で頭が少しボーッとしたが、意識はハッキリしていた。何度か、身体の位置をずらして、検査がスムーズにいくように協力した。

 どのくらい時間がかかったのかは、よく分からない。が、思ったより早く終わった気がする。「はい、終了です。ゆっくり、身体を起こしてください」と声をかけられた。

 何より嬉しかったのは、その後の「特に異常はありませんでした!」という言葉。「何を食べても大丈夫。運動も問題ありません」とも言われた。

 細かい検査結果は、後ほど送られて来るはずだ。が、腸内ポリープは見つからなかった。検査後のドクターの言葉から考えても、腸の健康は保たれているということだと思う。(ホッ)先般の胃の内視鏡検査でも、深刻な異常は指摘されなかった。今のところ、胃腸の病気はないようだ。(よしっ)

 そうだとすると、最近、お腹が痛かったのは、ストレスが原因?!それとも「慢性の睡眠負債」のせいだったのだろうか?!何れにせよ、知事という激務に耐えられる健康状態であることが、改めて証明された。これからも「無理のない節制」を心がけたい!!

 さて、自民党議員と旧統一教会の関係をめぐる問題に関して、その後も、次々と「新事実」が明らかになっている。政府や与党の対応を見ていると、「今は騒いでいるが、大したことはない。時間さえ経てば、国民の関心も薄まっていくはずだ」という考えが透けて見える感じがする。

 しかしながら、永田町の外から見ている感覚は、国会議員時代とは明らかに違う。先の参院選挙も圧勝し、自民党一強の構図が続いている。野党に求心力があるとも到底、思えない。が、それでも、あえてこう申し上げておきたい。

 

 「政府も自民党も、この問題をあまり侮らないほうがいい!ちゃんと対応しないと、どこかで国民からの手痛いしっぺ返しを喰う恐れがある」と。

 普通の国民の旧統一教会に対する嫌悪感は、思った以上に強い。「これだけの数の国会議員が、しかも自分が応援していたあの人までが、かつてあの『霊感商法』で世間を騒がせ、今も多くの被害者を生み続けていると報道されている組織と接点を持っていた」ことに、多くの国民(有権者)が衝撃を受けているのだ。

 特に、自分の周りの人々も含め、国民(県民)の怒りや政治不信を増幅させているのは、「結局、また政治家が都合のいいウソをついていた」みたいな構図を、目の前に突きつけられているからなのだ。

 もちろん、岸田総理の言葉や茂木幹事長の方針を受け、自身の過去の政治活動を入念に調べてみて、初めて旧統一教会との関わりに気がついた自民党議員もいるに違いない。ただし、とにかく「都合の悪いことを隠そうとする」(又はウソを言っていたと見られる)のは、絶対にやめた方がいい!遅かれ早かれ、必ず知られてしまうのだから!!

 世の中に完璧な人間はいない。完璧な組織もない。何か間違ったことをした時は、過ちを率直に認め、なぜそうなったのかを検証し、改善策をしっかりと国民に示すべきだ。いかなる困難にあっても、「正直」以上の良策はない!その点は、国政でも、県政でも変わらないと思う。

 もう1つ、ショッキングな出来事があった。東京オリンピック•パラリンピック組織委員長の元理事や紳士服大手の前会長等が、受託収賄や贈賄の疑いで、東京地検特捜部に逮捕されたことだ。

 まさか政界に波及するようなことはないと信じているが、これまでの展開を見ていると「一抹の不安」が心を過ぎったりもする。菅前総理の決断で開催に漕ぎつけたコロナ禍の歴史的なオリンピックに、こんな形でケチがつくのは、残念としか言いようがない!!

 過去のブログにも書いたように、知事として望むのは、政治の安定だ。岸田政権には、1日も早くこうした問題に決着をつけ、山積する内外の問題解決に全力を注げる状況を作って欲しい。心からそう願っている。

 そう、新型コロナの問題も、地域経済の回復も、国との連携がなければ前に進められないのだ。