2022年7月7日:パート2

 

 15時過ぎ。知事室にいる。14時からの会見を終え、少し前に執務室に戻った。

 本日の会見でも発表したが、直近1週間の新規感染者数は(今日の389人を含めて)1,651人となった。8日連続で前の週の同じ曜日を上回っており、先週の672人から約2.5倍に増加している。

 新規感染者数の推移から、明らかに感染拡大が始まっていることが分かる。病床使用率は12%。県内の医療提供体制はまだ落ち着いているものの、注視が必要な状況だ。

 厚労省の専門家組織(アドバイザリーボード)は、先月30日、全国の感染状況が「下げ止まりから増加局面に入った」との見解を示した。より感染力が強いとされるオミクロン株の別系統「BA.5」の検出割合が東京都内で増えており、「置き換わりで増加が加速する可能性がある」とも分析している。

 実際、島根県や熊本県などでは、過去最多の感染者数を更新。国内で、いよいよ「第7波」が発生した可能性が高まりつつある。

 前回のブログでも触れたが、県としては、これまでの知見を活かつつ冷静に対応する。仮に第7波に突入したとしても、極力、感染防止と経済活動との両立を図っていきたいと考えている。

 改めて、県民の皆さんにお願いしたいと思う。旅行や帰省の際には、混雑を避けるなどの基本的な感染防止対策を徹底していただきたい。特に、まだワクチン接種を受けていない方は、帰省や旅行の前に、早めの接種をお願いします!!

 あ、そろそろ次の日程が始まる。