2022年6月1日

 午前11時30分。知事室にいる。少し前に、明日の一般質問の知事答弁に関するレク(協議)が終わった。テイクアウトの昼食が届く前に、急いでブログを更新する。

 昨日時点での「都道府県 直近1週間の人口10万人あたりの感染者数」で、群馬県は全国44位。瞬間風速とはいえ、群馬県より低い都道府県は3県しかない。もちろんこれ自体はいいことだが、新型コロナ感染者の入院率は、(依然として)関東地域で最も高い状態が続いている。

 例えば、昨日時点で言うと、群馬県は5%。対して、埼玉県は4%。残りは全て3%だ。もちろん、医師の判断で「入院が必要な方」には、入院していただかなくてはならない。が、上記の傾向がずっと続いているのには、何か原因がある。

 そもそも、入院率は2%程度が適切なのか、それとも4%程度が望ましいのかは、難しい判断だ。何れにせよ、どこかで分析の結果を書く。

 さて、先週の知事会見でも発表したように、県の「G-アナライズ&PRチーム」が過去に分析を行った上州地鶏に関して、具体的な成果が出た。結論から言うと、群馬県が誇る県内唯一の地鶏である「上州地鶏」のムネ肉が、「機能性表示食品」として認められた。本県育成品種としては、初の事例となる。

 今後、上州地鶏のムネ肉を販売する際には、疲労感を軽減する効果のある「機能性表示食品」としてのPRが可能となる。

 上州地鶏のムネ肉には、一般的な鶏肉と比べて、疲労感の軽減に効果があるとされる「イミダゾールジペプチド」が豊富に含まれている。加えて、高タンパク、低脂質であることから、アスリートや高齢者、ダイエット中の方々にとっては、最適な食材と言える。

 この点は、今月上旬、若宮特命担当大臣を訪問した際にも、強くアピールさせていただいた。上州地鶏の持つ特長が、明確なデータとして認められたということに他ならない!若宮大臣、ありがとうございました!!

 知事自らがリーダーを務める「G-アナライズ&PRチーム」の奮闘のお陰で、機能性表示食品」という具体的な成果を上げることが出来た。このことを、とても嬉しく思っている。機能性表示食品という看板を、上州地鶏の更なる販売促進に繋げていくことが大事だ。様々な知恵を絞りたいと思う。

 さらに言うと、上州地鶏を味わえる飲食店や宿泊施設、購入できる小売店などが徐々に増えて来ている。こうした流れを受け、群馬県では、消費者に本物の上州地鶏をおいしく味わっていただくために、一定の要件を満たす店舗等を「上州地鶏指定店」として認定している。指定店舗については、随時、募集を行っている。

 ご興味のある飲食店や小売店、宿泊施設の皆様、ぜひ、ご連絡ください!詳細は県ホームページで確認出来ます!!

 あ、ランチが来た。