2022年5月25日:パート2

 18時過ぎ。新幹線で高崎に向かっている。

 17時前に在日本ベトナム大使館を訪問。来日中のファム・ビン・ミン・ベトナム副首相と面会した。会談は約30分。ベトナムからの技能実習生や研修生の受け入れ問題、教育分野や文化面での協力、ベトナムへの投資の促進等について意見を交わした。

 群馬県の人口に占める外国人の割合は3、1%。全国で3位だ。国籍別ではブラジルが最も多いが、伸び率は2位のベトナムが大きく上回っている。加えて、ベトナムは群馬の企業にとっても、魅力ある投資先だ。

 そうした観点から、群馬県とベトナムとの連携を強化することは、群馬の発展にも大きく貢献すると捉えている。

 外には発表していないものの、群馬県独自の「地域外交」に関する方針を取りまとめている。新型コロナの感染状況を見極めつつ、どこかのタイミングで、知事の海外出張計画も再開したい。その際の最初の訪問先は、ぜひベトナムにしたいと考えている。副首相からも、「ぜひ、来て欲しい」という言葉を頂戴した。

 ミン副首相と初めて会ったのは、第2次安倍内閣で特命担当大臣を務めていた頃のこと。領土担当大臣としてASEAN諸国を回った際、副首相兼外相だったミン大臣と会談した。

 その時の縁もあって、知事としてベトナムを訪れた際には、多忙な日程を調整して時間を作ってくれた。ミン副首相の人間関係を大切にするお人柄に、改めて感銘を受けた。(感謝)

 あ、そろそろ「次は高崎駅」のアナウンスが流れる時間だ。この続きは、次回のブログで。