2022年5月24日
21時過ぎ。高崎の自宅にいる。宇佐美メディア戦略アドバイザーと前橋市内で夕食を食べ、少し前に帰宅した。
自民党の若手参議院議員だった頃、参院の尊師とまで呼ばれていた最盛期の村上正邦幹事長(’故人)と、その村上氏を引き継いだ次の参院のドン、青木幹雄幹事長に、真っ向から逆らっていた。悪戦苦闘していた当時の安倍総理(第一次安倍内閣)にとって、改革を阻む最大の抵抗勢力が参院自民党だったからだ。え?もちろん、今は状況が違う。
思い返すと、怖いもの知らずの30代だった。「政界で上手く立ち回って出世しよう」などとは、露ほども思っていなかった。当然、2人のビッグボスを取り巻く子分の先輩議員たちからは、しょっちゅう脅かされたり、嫌がらせを受けたりした。それにもめげず、あちこちで、この2人を公然と批判していた。「まるで独裁者だ!」「参院を私物化している!」などと叫んでいた。
どう考えても、「アリがライオンに挑む」みたいな構図だった。が、(相手が圧倒的な強者だったからこそ)思い切ってぶつかることが出来た。自分が最も嫌いなのは、権力者にはペコペコする癖に、自分より弱い立場にある人間に威張り散らすような輩だ。
村上幹事長と青木幹事長。タイプは違うが、存在感のある、スゴい政治家だった。随分、後になって、「この2人のドンが実は結構、好きだった」ことに気がついた。この時代、参院が衆院に舐められるようなことは一切、無かった。この2人が本物の実力者だったからだ。
ましてや、自らが「衆院の2軍である」ことを認めるかのような、自虐的な「参院議長人事」など、考えもつかなかった。(ため息)グッとこらえて、これ以上は、書かない。
政治家 山本一太は、理不尽な圧力や見え透いた恫喝には、絶対に屈しない!もっと言うと、知事として、県民に説明出来ない不透明なことをやったり、筋の通らない裏取引に応じるようなことは、絶対にない!!
そりゃあ、そうだろう。誰か特定の人間の利益を守るために「知事」になったのではない!「知事」という看板(ツール)を駆使して、「ひとつでも多く、群馬県と群馬県民のためになることをやる」ために、意を決して、生まれ故郷に戻って来たのだ。
そもそも、こんなに不器用で、直球しか投げられない種類の人間に対して、「いわゆる『偉い人』(権力者)を使ってプレッシャーをかける」みたいなやり方は、全くの逆効果だ。
誤解のないように言っておくが、決して喧嘩が好きなわけではない。が、「やらざる得ない時には、徹底的にやる!」と決めている。そうなった場合は、真っ先に、自分を知事に選んでくれた県民の皆さんの前に、(あらゆるチャンネルを通じて)全ての事情や真相を明らかにする。
欠点だらけの人間ではあるが、間違ったことは、何もやっていない。怪しい利権に関わっているわけでもないし、違法な資金や不正経理をめぐる問題もない。だから、表に出て困るようなことは何もない!どうしても必要な場合は、あらゆる方法で相手の正体を暴き、お天道様の下で、堂々と決着をつけさせてもらう!!これまでも、ずっとそうして来た。
政治家山本一太には、それだけの覚悟と具体的な手段がある。そのことだけは、このブログに決然と記しておく。
さて、本日(第2回県議会定例会開会日)も、中身のギッシリ詰まった1日だった。サッと振り返ってみよう。
午前8時に自宅を出発。午前9時10分から議会運営委員会。午前10時から昼12時20分までは(休憩を挟んで)県議会本会議に出席。直後に、知事室で監査委員への辞令交付。続けて、知事室に立ち寄ってくれた新しい議長と副議長に面会。
13時。県庁を出て、県商工会議所連合会定期総会へ。来賓挨拶の後で、県庁にとんぼ返り。
14時から政策会議。幾つかの提案について議論した。15時。福祉関連のNPO(ココフリ群馬)関係者が、県議2人と一緒に来訪。県への要望を聞いた。
16時。新型コロナ関係部局会議。今後の対応について協議した。17時からは、補正予算案に関する関係部局との協議。真剣な議論が続いた。気がつくと、19時を回っていた。もう、知恵熱が出そうだった。(ふう)
協議の後は、宇佐美メディア戦略アドバイザーとの作戦会議。一緒に県庁を出て、牛丼屋に向かった。
さて、と。熱いミルクティーを飲んでから、運動する!
追伸:今日の新型コロナの県内感染者は367人。先週同曜日(415人)より50人近くの減少。病床使用率もやや改善したようだ。現時点での群馬県の病床使用率は、全国中位くらいまで下がって来ている。
<ココフリ群馬の関係者が来訪>
<就任ホヤホヤの星名議長と井下副議長>
<監査委員への辞令交付>