2022年5月19日

 間もなく22時。眠い目をこすりながら、パソコンのブログ更新画面に向かっている。

 午前中は、重要な協議が続いた。午前11時45分からは、レギュラーを務めるFMぐんまの「tsulunos F M」に生出演。今回のテーマは赤城山。以前から、観光地としてのポテンシャルに注目している地域だ。電動のマウンテンバイク、どこかで乗って見たいなあ。

 14時。知事の定例記者会見へ。新型コロナの最新状況等について報告した。その後も、知事表敬や協議が続く。気がつくと18時。この間、G7閣僚会合誘致の関係で上京してもらっていた宇留賀副知事とも、連絡を取り合った。この件については、改めて書く。

 本日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は379人。久々に前週の同曜日(362人)を上回った。全国を見ても、ジワリと上がり始めている気がする。病床使用率は横ばい。亡くなった方はいなかった。

 NHKが発表している「都道府県 直近1週間の人口10万人あたりの感染者数」によると、群馬県の昨日時点の順位は43位。瞬間風速ではあるが、全国でもトップクラスに低い数値となっている。

 県民の皆さんが、適切な感染防止対策のための努力をしていただいていること、ワクチンの追加接種が進んだこと等の影響だと分析している。が、それでも「どこかで第7波は来る」と想定しつつ、対策を進めていく。

 さて、この度、群馬県では、「ぐんまちゃん」をモチーフとした、本県独自の図柄ナンバーの導入に取り組むことを決めた。来年10月からの交付を目指して、準備を進めている。

 平成30年から始まった「図柄入りナンバープレート制度」の狙いは「走る広告塔」だ。地域の風景や観光資源を図柄にしてもらうことで、その地方の魅力を全国に発信することを目的としている。

 県内では、赤城山がデザインされた「前橋ナンバー」の図柄入りナンバープレートが導入されている。ご存知の方も多いのではないか。

 現在、群馬県内には、「群馬」「前橋」「高崎」の3つのナンバーが存在する。これまでは、それぞれの判断で、独自のデザインを採用することが可能だった。こうした中、国が先日開始した第2回目の募集から、都道府県単位での図柄の導入が認められた。

 ブログの末尾に添付したスライドを見て欲しい。

 群馬県の場合は、図柄としてのわかりやすさ、本県のブランディングや情報発信の効果等を総合的に勘案し、図柄に「ぐんまちゃん」を採用することとした。今回の取組により、県内で車両登録する方なら誰でも「ぐんまちゃん図柄入りナンバー」を使用することが出来るようになる。

 ちなみに、図柄の具体的なデザインは、現在、原作者と協力して、複数の案を制作中だ。ぐんまちゃんを活かした本県らしい図柄となるよう、この秋に県民アンケートを実施する。それを受けて、11月頃には、具体的なデザインを決定したいと考えている。最終的にどんなデザインになるのか、楽しみにお待ちいただければと思う。

 「ぐんまちゃん」ナンバーの導入を、ぜひ、群馬県の認知度や県民プライドの向上に繋げたい。市町村の意見も聞きながら、実現を図っていくつもりだ。

 さあ、運動の時間だ。
           

 

 

<県庁32階からのFMぐんま生放送>