2022年5月11日:パート2

 22時。遅めの夕食を済ませた後、暫くソファーの上で気を失っていた。(ふう)熱いミルクティーを飲みながら、本日2本目のブログを書く。

 午前11時。県医師会館で行われた「臨床検査技師会」との意見交換会に出席。臨床検査技師の方々には、過去2回のワクチン接種に関して、多大な貢献を果たしていただいた。(感謝)もちろん、現在進行形の3回目の接種に関しても、お世話になっている。

 いつものように、知事である自分が司会を務めた。出席者全員から、要望や意見を伺った。とても勉強になった。

 14時からは定例会見。その後も、幾つかの表敬や打ち合わせが続いた。17時からは関係部局との協議。どれも重要な案件だ。気がつくと18時30分を回っていた。

 前回のブログでも触れたが、知事会見では、県のガイドラインに基づく新型コロナの「警戒度2」を、継続すると発表した。そう判断した理由を記しておく。

 先ずは、直近1週間の新規感染者数を見てみよう。本日の446人を含めると、2,691人だ。GW中で検査数が減少した先週の2,412人に比べれば増加しているが、先々週の3,346人との比較では、少なくなっている。が、何度も指摘しているように、今後の動向は予断を許さない。

 思い出してみて欲しい。昨年の同時期、国内で第4波が発生した。GW期間が終了した後から、全国の感染者数が急増。多くの都道府県で「まん延防止等重点措置」の適用を余儀なくされた。

 上記のような分析に加え、感染状況、医療提供体制、療養者の状態、入院者の症状や年代、3回目ワクチン接種の現状等に関する「客観的な数値」を総合的に判断。全国的な増加傾向が続いている点も踏まえ、「まだ県内の警戒度を下げる段階ではない」という結論に達した。

 何度も言うが、「第7波」には、どこかで遭遇すると想定している。そうした場合でも、県内の医療提供体制を適切に維持しながら、何とか地域経済を回し続けたい。そのためにも、現在の警戒レベルを維持すると同時に、県民への3回目のワクチン接種を加速化させていく必要がある。

追伸:桐生市における豚熱防疫措置の現状に関する報告が届いた。これまでのところ、作業は順調に進んでいるようだ。本日15時時点の殺処分進捗率は38、9% だと聞いた。(詳細はブログの末尾に添付。)

 

 

<県臨床検査技師会との意見交換会>