2022年4月30日

 13時30分。たった今、歌代健康福祉部長から電話があった。本日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は196人。先週同曜日(507人)から200人以上、減少した。

 もちろん、この数値には、連休に入ってPCR検査の数が減っていることが大きく影響している。あまり参考にならない数値だと捉えている。何れにせよ、連休中は、全国的にこのレベルの数字が続くと考えて良さそうだ。だからと言って、「このまま第6波が収束する」と考えるのは早計だ。

 問題は、それでも県内における30%前後の病床使用率が下がらず、微増となっていること。連休後の感染再拡大(第7波?)を睨んで、少しでも3回目のワクチン接種率を上昇させておきたい!

 4月27日のNBC Nightly Newsで、米国大統領の医療顧問を務めるアンソニー・ファウチ博士が、(米国内の新型コロナ感染率が低下している事実を踏まえて)「We are now out of the pandemic phase here in the United States…」(現時点で、米国はパンデミックの段階から脱している)と発言したことが紹介されていた。

 これは、日本にとっても心強いニュースだ。が、ファウチ博士は、「新型コロナとの戦いが終わった!」とか、「コロナウイルスは根絶出来る!」と宣言したわけではない!現段階で「米国がパンデミック状態から抜け出した」と指摘しただけだ。今後、新たなウイルスが発生する可能性もあるし、再び急拡大に見舞われるケースもあり得る。

 

 人類とウイルスとの戦いは、まだまだ続く。重要なのは、「より賢明な共生の方法を見つける」ことだ。何度も言うが、新たな波に直面したとしても、地域経済は出来る限り回し続けたい!!

 天気がいいので、暫く外を歩く。その後は、大事な打ち合わせがある。