2022年4月23日
午前11時過ぎ。週末ではあるが、朝から活動している。
たった今、倉澤農政部長から、折り返しの電話があった。昨日の豚熱発生を受けて、すでに昨晩(19時)から、豚の殺処分が始まっているとのこと。24時間のシフトを組んで、農政部の職員たちが現場に入っている。農政部長を激励すると同時に、職員の体調管理にも気を配って欲しいとお願いしておいた。
青柳建設業協会会長と、唐沢JA会長には、電話で協力を要請した。関係団体や市町村とも力を合わせ、防疫措置を進めていく。関係者の皆さん、毎回、ご面倒をおかけしますが、県民のため(群馬の養豚業を守るため)、ぜひ力を貸してください!!
さて、今回のブログでは、昨日の定例会見でも報告した3回目のワクチン接種の最新情報を取り上げる。ブログの末尾に添付したスライドを参照しながら読んでもらえると、分かりやすいと思う。
4月20日時点における県内の追加接種対象者への接種率は、66.8%まで上昇している。これに対して、高齢者を除いた、64歳以下の追加接種対象者に対する接種率は、53.0%に留まっている状況だ。
続けて、「世代別の接種率」も見てみよう。
注目すべきは、群馬県の20代の接種率(36、2%)だ。18日に発表された国データによると、この数字は全国1位。30代も37.7%で全国3位。すなわち、他の都道府県に比べ、群馬県の若年層の接種率が高いことが分かる。
次に、県内の直近2週間の感染者に関して、年代とワクチンの接種率を比較してみる。こちらもスライドで整理した。群馬県の若年層の接種率は全国的に高いものの、若年層と接種の進んだ高齢者を比較すると、若い世代の接種率がまだまだ低い。
感染者数についても、若年層の割合が高い状態が続いている。つまり、この世代が、感染の中心となっているのだ。スライドに示されているとおり、青色の折れ線で示した「3回目の接種率」と、オレンジ色の棒グラフで示した「年代別の感染者数」には、逆相関の関係がある。
上記のグラフでも明らかなように、今後、県内の感染者数を抑え、経済活動を回していくためには、若年層の接種率をいかに高めていくかが重要なポイントとなる。
あ、お湯が沸いた。熱いミルクティーを飲んで、リラックスする。
次回のブログでは、「追加接種のインセンティブ」の募集について説明する。