2022年4月13日:パート2

 20時50分。高崎の自宅からのブログ。

 岸田総理が、今日の参院本会議で、「新型コロナの新規感染者数は増加傾向にあるが、病床使用率は低い水準だ。直ちに『まん延防止等重点措置』の適用が必要な状況ではない!」と明言した。

 毎週の会見やブログを通じて何度も言って来たように、県知事としても、(政府と同様に)経済活動を制限する措置は可能な限り回避し、経済を回し続けたいと考えている。が、そのためにも、県民への3回目のワクチン接種を急がねばならない。特に、伸びの鈍い若者の接種率を上げていく必要がある。

 15時からの知事の定例会見の冒頭、群馬の未来を担う若い世代に、もっと政治や選挙に関心を持ってもらうための新たな取組を発表した。

 その名も「笑える!政治教育ショーin群馬」だ。民間企業と連携して、そのノウハウを活用した選挙授業を実施する。

 本日の知事会見には、この授業を行う「株式会社笑下村塾(しょうかそんじゅく)」を設立した「たかまつなな」さんに、(英国から)オンラインで参加してもらった。(感謝)加えて、共同代表を務める相川 美奈子(あいかわ・みなこ)さんにも、会見への同席をお願いした。

 「たかまつなな」さんは、お笑い芸人であると同時に、「時事YouTuber」として、若者に社会問題をわかりやすく伝える活動を続けているジャーナリストでもある。

 このプロジェクトの詳しい内容は、(近いうちに)改めて紹介する。

 加えて、今日の会見では、「愛郷ぐんまプロジェクト」に関する地域ブロック単位への対象拡大についても言及。4月11日(月)から、栃木県、長野県にお住まいの方を「愛郷ぐんまプロジェクト」の割引対象に追加したことも報告した。これで、隣接県及び地域ブロック内の8県との相互利用が可能となった。

 更には、「八ッ場発電所の一般見学開始」についても発表した。

 八ッ場発電所は、吾妻郡長野原町にある八ッ場ダムの放流水を利用したダム式発電所。「再生可能エネルギーの導入促進」と「県内エネルギー自給率の向上」を目的に、群馬県企業局が建設し、昨年4月に運転を開始した。

 こうした重要な施設をより多くの県民の方々に知っていただくため、4月22日(金)から、八ッ場発電所の一般公開を開始する。公開に合わせて、実際の発電機にプロジェクションマッピングを投影し、水力発電のしくみをわかりやすく解説する。

 水力発電所としては、全国初の取組となる。参加方法等については、次回(?)のブログで説明する。

 さて、と。急いで今晩の運動を済ませてしまおう!!