2022年3月13日

 午前中は、県内の会合に出席。挨拶の直後に県庁に向かった。知事室で幾つかの仕事を済ませた後、13時から32階のNETSUGENで行われた「始動人Jr.キャンプ」の成果報告会へ。

 「始動人Jr.キャンプ」事業は、10年後、20年後の未来を見据え、新たな時代を切り開く人材を育てる教育イノベーション・プロジェクトの一環だ。昨年より明らかに進化している。

 新型コロナの影響で、世の中は急速に変化した。地球環境問題、格差や貧困等、持続可能な社会を創るための新たな課題が、次々と浮き彫りになっている。これからの時代には、IOTやAIのようなテクノロジーを活用して、こうした課題を解決に導いていく力が求められる。言い換えると、自由な発想で新たな価値を生み出す力が必要になるのだ。

 6つの高校生グループが、2ヶ月間の研修の中で練り上げたプレゼンを聞きながら、コメンテーターの1人として意見を述べた。どのチームの視点も斬新で、面白かった。とても勉強になった。

 キャンプに参加した高校生たちのレベルの高さに、感銘を受けた。幾つかの提案は、今後の県政の参考にさせてもらうつもりだ。

 午後、今日の県内新規感染者に関する報告が届いた。新たに感染が見つかったのは511人。先週日曜日と比べて20人、減った。にもかかわらず、入院患者は増加。依然として、「高止まり」の状態が、ズルズルと続いている。ウイルスの執拗さには、驚くばかりだ。

 511人の陽性者を地域別に見ると、最多の伊勢崎地区が102人、高崎市が94人、太田地区が80人、前橋市が76人。年代別の傾向は、今までと同様だ。

 前回の知事会見でも言及したが、「まん延防止重点措置」の適用は、出来る限り今回で終わらせたい。現段階で、その気持ちは変わっていない。

 それはそうとしても、ピークアウトのスピードが遅すぎる!どうも嫌な感じだ。

        <高校生たちとの真剣な議論>



<知事から始動人認定証を贈呈>