2022年3月11日:パート2

 14時過ぎ。群馬県東京事務所にいる。ここで少し時間を調整し、次の日程に向かう。

 本日、県内で新たに確認された新規感染者は676人。先週の金曜日(634人)より40人程、増えている。なかなかピークアウトのスピードが上がらない。

 陽性者が100人を超えた地域は3ヶ所。高崎市(119人)と太田地区(105人)と桐生地区(102人)だ。亡くなった方が3名(80代女性1名、90代男性2名)いた。

 10代以下が4割、60代以上が1割という傾向は変わらない。まだ数字は公表されていないが、東京都を含む首都圏も同じような傾向なのではないか?

 個人的には、東京の感染が収束することを強く願っている。これまでの経験から考えても、東京が再拡大に見舞われたら、群馬を守り切ることが難しくなるからだ。

 ここからは、昨日の定例会見で発表した「群馬県幸福度レポート」を取り上げる。「県民の幸福度向上」は、山本県政における「最大の目標」だ。

 新・群馬県総合計画(ビジョン)でも、2040年の目指す姿として、「すべての県民が、誰一人取り残されることなく、自ら思い描く人生を生き、『幸福』を実感できる自立分散型の社会」を掲げており、「幸福」がキーワードとなっている。

 今回、県民の「幸福度」を指標化し、現状を「見える化」するため、県として初めて「幸福度レポート」を作成した。現行の県の施策との関連性や毎年の変化を分析していくことで、県民の幸福度を引き上げるための、より効果的な政策の立案や実現に繋げていきたいと思っている。

 あ、大事な電話がかかって来た。次回のブログでは、幸福度の「主観的指標」と「客観的指標」について説明する。