2022年2月25日:パート2

 22時30分。熱い紅茶を飲みながら、本日2本目のブログを書く。

 今日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は775人。地域別の主な内訳は、最多の高崎市が165人、伊勢崎地区が135人、前橋市が134人、太田地区が68人。

 亡くなられた2名(90代女性、80代女性)の方々のご遺族に、心からお悔やみを申し上げる。10代以下の感染者が36%。入院した人の数が、退院した人を上回った。これだと、やっと6割を切った病床利用率が、再び6割近くまで上昇しそうだ。

 感染者数は、(少しずつだが)着実に減少している。が、何度も指摘しているように、ピークアウトのスピードが鈍い。これだと、(全国的に見ても)なかなか病床稼働率は下がらない気がする。国内の追加接種は進んで来たものの、オミクロン株の新種による感染が再拡大する可能性もある。依然として、楽観出来ない情勢だ。

 さて、ここからは、前向きな話題を取り上げる。15時からの定例会見で、とてもいいニュースを発信した。昨日、発表された「2021年移住希望先ランキング」で、群馬県が、過去最高の5位(関東地域では1位)に輝いたことだ。昨年の10位から、大きく躍進した。

 このランキングは、ふるさと回帰支援センターの相談者へのアンケートをもとに集計されたものだ。実際に移住の希望がある、又は興味がある方々へのアンケート結果を踏まえた分析という点で、実態に即したランキングだと認識している。

 実際、群馬県より上位にあるのは、静岡県、福岡県、山梨県、長野県の4県のみ。どれも納得のいく、魅力のある地域ばかりだ。今回、こうしたトップグループ常連県と並んで、群馬県が全国5位に浮上下というのは、スゴいことなのだ。知事として、こんなに嬉しいことはない!関係者の皆さんのご尽力に、改めて感謝を申し上げたい!!

 新型コロナの影響が長引く中、地方移住への関心が高まっている。そうした流れを受け、東京に近く、恵まれた「住環境」が整っている群馬県の魅力が、改めて多くの人たちに評価された。それが、今回の結果に繋がったのだと信じている。

 加えて言うと、県内市町村を始め、関係機関が一体となり、移住推進のための地道な努力を積み重ねてきた。そのことも、群馬の存在感アップに大きく貢献したと考えている。

 ちなみに、ふるさと回帰センターに関しては、知事自らが各市町村長に直接、お願いして、35市町村全てに会員となってもらった。全市町村が会員登録をしているのは、全国でも群馬県だけだ。まさに「オールぐんま」で、移住推進に熱心に取り組んで来たと言える。

 新型コロナの感染拡大により、リアルなイベントの開催が難しい状況が続いている。が、そんな中でも、群馬県では、オンラインでのイベント開催や、出張相談等に積極的に取り組んで来た。

 今後も、更なる飛躍(全国3位以内)を目指し、より多くの人に群馬県の利便性・優位性、ぐんま暮らしの魅力を伝えていきたい!!