2022年2月15日:パート3

 23時30分。熱いミントティーを飲みながら、本日最後のブログを書き始めた。

 昨日、ほぼ2年半ぶりに、伊勢崎・玉村地区の後援会役員会を開いた。参加者は約50人。約500席を並べることの出来る広い会場で開催した。時間も40分に絞った。新型コロナの感染防止を徹底するための措置だ。

 伊勢崎市内の会場には、2つの地域の後援会長、地区後援会の幹部の皆さんに加え、臂伊勢崎市長、石川玉村町長、伊勢崎市と玉村町選出の4人の現職自民党県議+前県議1名、市議や町議、主要団体の支部長等が足を運んでくれた。もちろん、地元選出の井野俊郎衆院議員も、万難を排して駆けつけてくれた。(感謝)

 市長や町長、井野代議士、県議等が次々と挨拶。最後に知事が登場。県政報告のマイクを握った。持ち時間は15分。単刀直入に、知事としての思いを伝えた。演説というより、お願いだった。次のような趣旨の話をした。

 「本日は、お忙しい中、ご参集を賜り、ありがとうございました。知事就任直後から、新型コロナを含む様々な危機に見舞われ、毎日、夢中で走って来ました。怒涛のような2年半でした。が、大勢の皆さんに支えられ、何とか、ここまで来ることが出来ました。」

 「特に過去2年間は、コロナ対策に忙殺されました。が、それでも、実績をあげられた分野もあります。が、今日は、細かい説明を省きたいと思います。お渡しした資料の中で、2年半の実績を分かりやすく整理してあります。後ほど、よくご覧いただけると幸いです。」

 「すでに記者会見やブログ等でも何度か発言しているので、皆さんもご存知だと思います。私としては、1期目の任期満了のちょうど1年前(次の選挙の1年前)となる今夏(8月)のタイミングで、次の知事選に再出馬するかどうかを決めたいと考えています。」

 「現職の知事が、選挙(任期)の1年前に『次の選挙に立候補するかどうか?』を決めるのは、極めて異例のことだと分かっています。が、せめて1期目の任期が終わる1年前には、知事としての方向性を決めなければなりません。そうじゃないと、知事の掲げた目標に向けて、全力で頑張ってくれている県庁職員や、これまで知事の政策を後押してくれた同志の県議の皆さん、組織団体の関係者の方々、何よりずっと応援していただいている全県の後援会の皆さんにも、迷惑をかけてしまうからです。」

 ひと息ついて、こう続けた。

 「今夏の時点で、もし『これ以上、知事を続けても、群馬県に十分な貢献をする自信が持てない!』とか、『県民の間に知事への期待がない!」と判断したら、その場でキッパリと『次の選挙への不出馬』を表明するつもりです。」

 「しかしながら、逆に、夏の段階で、『知事として、まだやり残したことがある。まだ群馬県のために、意味のあることを成し遂げられる!』とか、『自分が知事でなければ出来ないことがある!』とか、『県民の間に山本知事続投を望む声がある』という確信が持てた場合は、堂々と、『次の選挙(来年7月の知事選)に再選を目指して出馬する!』と宣言させていただくつもりです。万一、2期目に挑戦すると決めた場合は、そこから1年かけて、各地域に最強の選対組織を構築する。そう決めています。出る以上は、何があっても勝たねばならないからです。」

 「夏までは、あと6ヶ月。ここから半年の間に、知事になってからほとんど回れなかった県内約70の後援会を行脚しつつ、支持者の皆さんの生の声を聞き、職域団体を含む様々な分野の人たちの意見に耳を傾け、県庁職員や県議の人たちの気持ちを確かめ、県民の思いを丁寧に拾い集めてみたいと思っています。もちろん、独自の世論調査も実施する予定です。」

 最後に、次のようなお願いをした。

 「繰り返しますが、次の半年間、全県を回りながら、あらゆる情報や材料を丁寧に集め、結論を出そうと思っています。私はカーブやフォークは投げません。常に直球で勝負します。」

 「だから、今日、お集まりを頂いた皆さんに、率直にこうお願いしたいと思います。万一、私が次の選挙への立候補を宣言した際には、ここにいる全ての皆さんに、ぜひ応援していただきたいのです!」

 「伊勢崎・玉村地域には、思い入れがあります。亡くなった義兄は長年、伊勢崎の県議を務めさせていただきました。私の大事な姉も、ずっと伊勢崎市内(境地区)に住んでいます。先の知事選でも、その前の参院選挙でも、この地域では7割を超える得票を頂いています。政治家として新たな挑戦を決断した場合には、この場所から応援の声をあげていただけないでしょうか?!」

 実を言うと、知事の演説の前に挨拶に立った地元県議や団体の幹部の方々は、口々に、「山本知事が次の選挙に出る場合は、本気で応援する!」と明言してくれていた。(感謝X20)

 そう言えば、自民党の未来を担う40代の井野俊郎衆院議員も、挨拶の中で、こう激励してくれた。

 「山本知事は、きっと2期目を目指して出馬されると思います。その時は、私も全力で応援させてもらいます!」と。この言葉は、とても嬉しかった。井野代議士の上州人らしい実直さが、とても好きなのだ。

 役員会の最後に、再び伊勢崎市の後援会長(気鋭の経営者)が登場。次のように呼びかけた。

 「皆さん、最後に伊勢崎・玉村地区の後援会役員会として、以下のように決議したいと思います。『万一、山本知事が、夏に次の選挙に出馬する意思を表明したら、私たちは、いかなる場合も、全力で山本知事を応援する。』この内容に賛同いただける方は、大きな拍手をお願いします!」 満場一致の拍手が響いた。とても感激した。政治家として、これほど心強いことはないもの!

 臂市長、石川町長、井田県議会議長、井下県議、大和県議、斎藤県議、原前県議、原田会長を始めとする市議、町議の皆さん、団体関係者の皆さん、そして後援会役員の皆さん、本当にありがとうございました!!

 夏までに、全ての地区後援会で役員会をやる予定だ。知事としての公務に全力を尽くしながらの政治活動になる。次の半年間は、間違いなくハードな日程が続く。が、必ず最後までやり遂げる。どんな結論を下そうと、1%の後悔も残したくないからだ!!

 さあ、急いで運動して、熱いお風呂に入らないと。

      <ほぼ2年ぶりに後援会活動を再開!>