2022年1月19日

 21時。数分前に帰宅した。コンビニで買ったヨーグルトを冷蔵庫に入れて、と。今晩も、背広を脱ぐ前に、ブログを書き上げてしまおう。

 全国各地で、オミクロン株による感染の急拡大が続いている。群馬県も例外ではない。本日、県内で判明した新規感染者は444人。昨日に続き、過去最多数を更新した。明後日(21日)からは、群馬を含む16都県に「まん延防止等重点措置」が適用される。政府への申請は苦渋の決断だったが、やむを得ない。加えて、県民の方々にも、更なる感染防止対策の徹底を呼びかけていく。

 オミクロン株は、デルタ株と比較して2〜3倍、感染力が強いと言われている。特に飲食を伴う大人数の会食やパーティー等は、控えていただく必要がある。そもそもお酒が飲めない自分の場合、新型コロナが発生する以前から、宴会に参加する機会は(恐らく他の議員に比べても)ずっと少なかったと思う。

 ただし、(オミクロンの脅威に晒されているかと言って)「何でもかんでも集会を避ける」ような過剰反応はしない。必要だと思うリアルの会議は、十分な感染対策を実施した上で、普通にやろうと考えている。感染リスクを極端に恐れるあまり、必要以上に縮こまってしまったら、何も出来なくなってしまう。そうでしょう?!

 このことに関しては、政府の新型コロナ対策分科会の尾身会長も、「新型コロナ対策については、『人流抑制』から、飲食店などの『人数制限』へシフトすべきだ」と語っている。「これまでの対策を踏襲するより、オミクロン株の特徴に合わせてメリハリをつけることが大事だ」とも。全く同感だ。

 さて、今日は、午前と午後、県内2ヶ所の建設業協会支部(太田と桐生)を訪問。知事との意見交換を行った。2つの会場とも、マスクの着用や消毒、換気等を含む感染対策が徹底されていた。加えて、出席者の人数も絞られていた。

 先日の沼田支部と同様、冒頭に、知事から県が纏めた建設業界の未来ビジョンを説明した。その後の質疑応答も活発だった。残りの9ヶ所も、この方式でやりたいと考えている。

 15時30分。「ぐんま・街・人・建築大賞」の審査委員長である見城美枝子さんとオンラインで対談。初めてお話ししたが、とても感じのいい方だった。

 17時からは、某テレビ局の取材。細かいことには触れない。

 日程の合間には、令和4年度当初予算等の協議があった。18時から2度目の知事ヒアリング。予算の中身に関する真剣な議論が、20時まで続いた。(ふう)

追伸:444人の感染者のうち、最多の高崎市が86人、その次の太田地区が81人、伊勢崎地区が71人と続く。各地の保健所が必死に感染者の追跡調査(疫学調査)を行なってくれているものの、厳しい状況に追い込まれていることは間違いない。近日中に、知事と保健所長との会議をセットする。