2022年1月10日:パート2

 21時過ぎ。熱いミルクティーを飲みながら、本日2本目のブログを書き始めた。

 今日、群馬県内で判明した新型コロナ新規感染者は85人。え?沖縄や東京では、昨日より減っているって?!前回のブログにも書いたが、連休明けとなる今日(月曜)と明日(火曜)あたりの数字は、全く参考にならない。

 全国的にはもちろん、県内の感染者数も、明後日から倍増(120〜130人?)する可能性がある。病床稼働率の急激な上昇に注意が必要だ。

 ちなみに、NHKが毎日、公表している「直近1週間の人口10万人あたりの感染者数」は、19、41人。現時点では、全国で11位。昨年12月に全国で最も多くなった時期もあったが、あっという間に10位以下に後退した。それだけ、他の地域で感染が急拡大している証拠だ。

 今後、県内の人口比の陽性者数は、群馬より人口や経済規模の大きな府県に、次々と追い抜かれるはずだ。上記の順位は、更に落ちていくに違いない。昨年12月から何度も言っているように、こうなることは、最初から分かっていた。

 明日、新型コロナ対策本部会議を招集し、今後の対応を協議する。ここからは、再び「厳しい局面」が続くことになるだろう。

追伸:久々に新規感染者数の「日次データ」と「前週との差」の7日移動平均のグラフを
掲載しておく。以下のような流れが分かる。

(1)第6波の襲来が明確になってきたこと。

(2)感染者数の1週間平均は64、3人。第6波が始まったばかりなのに、1年前の第3波ピークとほぼ同じ水準に達していること。

(3)前週比を見ると、第5波の立ち上がりよりも急激であること。

(4)入院者数は、昨夕の段階で93人。急激に増えてきている。一方で、重症者は0人、中等症(酸素投与)は5人。現段階では、症状の軽い人が大多数を占めていること。