2021年12月30日

 14時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。昼食は目玉焼きとソーセージとサラダ。パンが無くなっているのを忘れていた。後で街中を視察する。スーパーで、美味しいパンとヨーグルトを買っておくことにしよう。

 夕食は心配ない。昨日、初めて挑戦した「ビビンバ」の残りを、温めて食べる。一緒に、韓国風のスープも作る予定だ。

 2021年も、残りわずか(あと2日)となった。今日は、健康福祉部長、総務部長、首席補佐官等と電話で連絡を取った。毎日、色々なことが起こる。リラックスしながらも、緊張感は常に切らしていない。新型コロナの動向、いつ発生してもおかしくない豚熱、鳥インフル、大雪の被害も心配だ。何かあったら、出来るだけ早く対応しなければならない!過去のブログにも書いたが、そもそも知事に、「年末年始」などという感覚はない!!

 同時に、来年以降の計画についても、色々と考えを巡らせている。公務はもちろん、政務もある。来年2月からは、全県の行脚(地元の後援会活動)もスタートさせる計画だ。元旦は早朝に出勤。「ニューイヤー駅伝」でスターターを務める。午後は、クレインサンダーズの試合も観戦。1月4日からは、相当に忙しくなりそうだ。

 それはそうと、本日、県内で確認された新型コロナ感染者の数が判明するのは、15時以降になりそうだ。前橋市内の某工場等で発生したクラスターに関する「拡大検査(濃厚接触者以外の人たちへの検査)」の結果が、今日、明日あたりでまとまる予定だと聞いた。もしかすると、思った以上の数になるかもしれない。が、新規陽性者を早く見つけることは、とても重要なのだ。冷静に受け止め、迅速に対応する。

 あ、たった今、今日の感染者数に関する報告のメールが届いた。新たに判明した感染者は31人。想定の範囲内ではあるが、ついため息が漏れた。県も市町村も、懸命の努力を続けている。県民の皆さんにも、こんなに協力してもらっているのに…なあ。

 

 地域別で見ると、最多の伊勢崎地区が15人、太田地区が9人、館林地区が3人、前橋市と桐生地区が各2人。伊勢崎地区と太田地区だけで、感染者の8割近くを占めた。

 過去のブログでも触れたが、群馬県東部地域での感染を抑えない限り、群馬県の新規陽性者は減らない。特に、伊勢崎地区と太田地区での感染者が多いという構図は、ずっと変わっていない。住民の方々も、心配しているはずだ。

 両地区の関係者には、すでに様々な努力をしていただいている。が、上記の現実を踏まえ、伊勢崎市と太田市との連携を更に強化し、感染防止対策に当たっていく。

 合わせて、前向きな要素にも言及しておく。31人の感染者のうち、11人は前橋市内の工場で発生したクラスター関連の陽性者だ。クラスターを除く感染者は20人だった(それでも多いが)ことになる。

 濃厚接触者以外の人たちに対する拡大検査が進んでいるのは、事業主の方々はもちろん、派遣会社の皆さんからも十分な協力を得られているという証拠でもある。この点は望ましい流れだと捉えている。加えて言うと、31人のうち、感染経路不明は6人(全体の2割)に留まった。

 感染が判明した31人の中で、ワクチン未接種は(現時点で)14人。この方々は、2回のワクチン接種を済ませた人より、何倍も重症化のリスクが高い。改めて、県民の皆さんに、こうお願いしたい。

 県民の皆さん、今後、国内で急拡大する可能性が高い「オミクロン株」に対しても、重症化を防ぐワクチン接種の有効性が明らかになっています。ワクチンを打てる方で、まだ接種を済ませていない方々には、今のうちにぜひ、2回のワクチン接種を受けていただくよう、重ねてお願い致します!!そのことが、あなた自身と、あなたにとって大事な方々の命と安全を守ることに繋がります!!

 さあ、これから「街」に出る。いつもと少し違う服装で。(笑)