2021年12月26日:パート2

 21時過ぎ。運動した後、少し遅めの夕食を食べた。

 先ずはオーガニック野菜のサラダ。その後で、レンジで温めた話題の「ミールパック」を食べてみた。ひとことで言うと、「進化した機内食」という感じだ。これが、結構、美味しかった。忙しくて(または疲れて)食事を作れない夜のための「強い味方」が出現した。(ニッコリ)

 明日(27日)は、朝の新幹線で上京する。間違いなく月曜日だもの。今度こそ、秘書課のスタッフが迎えに来てくれるはずだ。

 現地で(?)宇留賀副知事も合流する予定。午前中から午後にかけて、文科大臣や複数の企業のトップ等に面会する。先日、再開した「知事のトップセールス第2弾」だ。

 

 今回のブログは、知事としてというより、「選挙研究家」(又は政治評論家?)としての発信だ。

 

 年が明けると、永田町は(一気に)「選挙モード」になる。次の参院選まで6ヶ月あまり。自民党にとって最も警戒すべきは、立憲民主党と共産党の連合による「野党統一候補」ではない!多くの国民の目に「保守系」だと映る新たな政党(又は保守系グループの連合)が、「全ての1人区に対抗馬を擁立する」というシナリオだ。

 10月末の総選挙で、岸田自民党は大勝した。が、だからと言って、油断は禁物だ。無党派層の中に根強く残っている自民党への「反発や反感」が消え去ったわけではない。

 実際、保守王国と言われる群馬県にあっても、自民党議員による様々な不祥事や、政治とカネをめぐる醜聞に怒りを感じている人は、思った以上にいたと感じる。が、それでも、多くの人たちが自民党に1票を投じたのは、彼らの不満の受け皿となる候補者がいなかったからだ。そこを勘違いしてはならないと思う。

 今回の衆院選で「日本維新の会」が躍進したのは、吉村知事の人気やアピールの巧みさ等に加え、多くの有権者が「保守を標榜する維新の候補者に1票を投じる」ことに、違和感を感じなかったからだ。少なくとも、自分はそう見ている。

 ちなみに、地元の群馬県では、自民党が圧勝した。55年体制以降、野党の国会議員が消滅したのは初めてのことだ。その群馬県でも、野党主流派の支持者(?)たちの中からさえ、「さすがにこの構図だと、野党候補を応援するのは難しい」という声が聞こえていた。

 ましてや、自らを「穏健な保守」と位置付けている県内の大勢の有権者は、「政権交代は懲り懲りだが、自民党にはお灸をすえたい。が、だからと言って、極端な左翼系に見える候補者の名前を書くことは到底、出来ない!」と感じていたに違いない。

 例えば、万一、次の参院選挙で、日本維新の会と国民民主党と都民ファーストの会が新たな保守政党を立ち上げて全国に候補者を擁立するとか、新党結成には至らずとも、この3つの政党が連携して「保守系に見える新人候補者」を全国で出馬させるような流れになった場合、自民党の候補者は(現職も新人も)、「思った以上の苦戦」を強いられることになるだろう。野党の現職議員が消滅した群馬県だって、例外ではない。

 自民党は、衆院選の圧勝や現在の高い内閣支持率に、決して驕ってはならないと強く感じる。国民の気持ちにもう一度、謙虚に向き合い、変えるべきものは大胆に変えていくべきだ。そうじゃないと、どこかで手痛いしっぺ返しを喰うことになる。
 
 次世代エースの皆さん、頑張ってください!!自民党の未来は、日本の命運は、あなたたちが背負っているのです!!