2021年12月23日:パート2

 間もなく23時。熱い紅茶を飲みながら、本日2本目のブログを書き始めた。

 本日、地元紙である上毛新聞の1面に、次の3つのニュースが掲載された。

 1つは、「日本ミシュランタイヤ(株)が本社を太田市に移転することが判明した」というもの。もう1つは、「群馬県にゆかりのある(株)カインズが東急ハンズを買収すると発表した」こと。最後は、「群馬県が来年度から『STEAM教育』を全県立高校で展開する方針を明らかにした」との報道だ。

 この3つの記事を目にした多くの県民が、きっとこう感じたに違いない。「最近の群馬県、勢いが出てきたじゃないか!」と。知事としては、嬉しい展開だ。

 特に、日本ミシュランタイヤ(株)の本社移転は吉報だ。このような素晴らしい企業が、群馬県を選んでくれたこと自体が、本県のイメージアップに繋がりると感じている。新たなものづくり産業の強化を目指す本県にとって、大変心強い流れと言える。心から歓迎の意を表したい。

 加えて言うと、県のみならず、地元太田市等が築いてきた信頼関係が実を結んだ点も嬉しい。今週20日(月)、知事のトップセールス活動のために上京した際、私自身が同社を訪問し、須藤社長と直接、お目にかかった。群馬への移転を決断していただいたことに謝意を伝えると同時に、今後のさらなる連携に関しても、意見を交わした。

 今回の移転の背景には、コロナ禍におけるワークライフバランスや、より健全な財務ベースの構築等を図る意図があると聞いている。こうした流れは、本県の新・総合計画で掲げている「快疎」な空間への評価が高まっていることの現れだとも捉えている。

 今後、太田市とも連携つつ、必要なサポートを提供させていただくつもりだ。併せて、地域づくりを含む幅広い分野での連携を進めていく。

 さて、今年最後となる15時からの定例会見で、「県営ワクチン接種センター」の開設時期を前倒しすると発表した。東毛ワクチン接種センターは1月15日(土)に、県央ワクチン接種センターは翌16(日)に、それぞれ稼働させる方針だ。

 あ、そろそろ運動の時間だ。今晩は早めに布団に入る。明日も朝から日程が詰まっている。睡眠不足こそ、万病のもとだ。

      <ワクチン接種センターの開設前倒しを発表>



<都内の日本ミシュランタイヤ本社を訪問>

 

         <本日の上毛新聞の1面に群馬の勢いを実感>