2021年12月16日

 21時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。

 本日は午前10時から県議会本会議。先般、議会に提出した追加の補正予算案は、全会一致で可決された。(感謝)終了後は、令和4年度当初予算に関する関係部局からのヒアリング。昼12時まで、真剣な議論が続いた。

 13時。「群馬県更生保護女性連盟創立65周年記念大会」に出席。知事からの感謝状を手渡すと共に、祝辞を述べた。

 15時から定例記者会見。警戒度「1」を継続する方針を発表した。16時30分。臂伊勢崎市長と地元県議が来訪。夜間中学の開設に関する要望を受けた。

 17時。県庁を出発。某県議の県政報告会に足を運んだ。来賓挨拶の後で、会場を退出。先ほどまで、複数の県庁幹部と新型コロナ対策について話し合っていた。どんな状況になろうと、冷静かつ迅速に対応していく。

 今日の新型コロナ県内新規陽性者は15人。最多の太田地区が4名、伊勢崎地区、桐生地区が各3名、吾妻地区、館林地区が各2名、高崎市が1名だった。12月10日にクラスター発生を公表した桐生市内の某高齢者施設で、新たに入所者2名の感染が判明。これで、累計が29名となった。
 
 結果として、クラスター関連を除く県内感染者は13名。依然として、2桁のレベルから下がっていない。

 15人のうち、感染経路不明が3割、ワクチン未接種の人が8名いた。県民の約8割が2回接種を済ませている状況を考えると、やはり未接種の人の感染率が高いことが分かる。

追伸:夜。武藤健康福祉部長から電話があった。桐生の某工場で実施していた拡大検査(約300名)の結果が判明しつつある。思った以上の感染者が判明。明日の県内新規感染者は、全体で50人を超える見込みだ。

 「市中感染」には至っていないものの、全国最多になることは、ほぼ間違いない。この事態を、今まで以上の危機感を持って、受け止めている。感染者の細かい分析は、明日、県民の方々にも、しっかり説明したい。

 

           <15時からの知事定例会見>