2021年11月30日

 20時。高崎の自宅にいる。たった今、夕食を食べ終わった。熱いほうじ茶を飲みながら、パソコンのキーボードを叩いている。

 18時過ぎ。井田泉県議会議長の2度目の議長就任祝賀会に飛び込んだ。前回は、後援会の主催、今回は3人の県内著名人が発起人だった。前回と同様、県選出の国会議員や県議等、多くの有力者が参集していた。

 来賓のトップバッターとして祝辞を述べ、そのまま退出した。少し無礼だったが、ご理解いただけるものと思う。本日は、県内で1ヶ月ぶりに2桁の新型コロナ感染者が確認された。今後の対応等に関して、急いで各方面と調整しなければならないことがあった。井田議長、主催者の皆さん、滞在時間が短くて、ごめんなさい!

 コロナ以外の問題についても、荒木桐生市長や相沢県議と(何度か)電話で相談した。会話の内容は書かないが、幾つか思うことがあった。政治家 山本一太は、単刀直入に物を言う。少し語気が荒くなっていたとしたら、申し訳なかった。が、本気で付き合おうと思っている相手だからこそ、本音で(直滑降で)ぶつかるのだ。何かを実現するには「熱」が必要だ。そもそもパッション(情熱)のない人間に、物事を動かせるわけがない!そうでしょう?!

 荒木市長のスポーツマンらしいさっぱりした性格がとても好きだし、情熱型の相沢県議のことも、信頼している。そのことだけは、(誤解のないように)伝えておきたい。さらに言うと、高校の先輩でもある星名県議が、自民党の幹事長で本当に良かったと思う。懐が広いし、何でも率直に話し合える関係だからだ。(感謝)

 それはそうと、本日、県内で確認された新型コロナ新規感染者は14人。明日も10人を超える見込みだ。全体としては、県内の感染レベルは(依然として)相当、低い水準に抑えられている。実際、1日あたりの新規感染者も4人程度だし、病床稼働率も全く問題ない。

 そうは言っても、群馬県の人口10万人あたりの感染者数が、ここ最近、北関東で最も多くなっている(全国的に見てもかなり上位にいる)ことは事実だ。念の為、今晩、マスコミ向けに、次のようなコメントを出しておいた。

 「本日の感染者が14人となりました。1日の感染者数が2桁になるのは27日ぶりのことです。全体的に低いレベルに抑えられてはいますが、全国的に見れば高い感染状況にあることは事実です。」

 「主に県東部方面で感染が確認されており、感染経路不明の割合が高く、明らかな市中感染とは言えませんが、見つかっていない無症状の感染者もいると思われます。」
 
 「最近感染が確認された方の半数以上は、ワクチン接種が完了していない方です。健康上の理由等でワクチンが接種できない方以外はなるべく早く接種を完了してください。」

 「県民の皆さまには、過度に心配せず、またワクチン接種完了後も油断しないで、不織布マスクの着用、手指消毒や換気といった基本的な感染予防と早期受診を徹底してください。」

追伸:
1.今日の県内新規感染者14人の内訳は、太田地区が6名、桐生地区が4名、館林地区が3名、伊勢崎地区が1名。やはり東毛地区が多い。14名の半数以上が、ワクチン未接種だった。感染経路不明が7割。心配なのは、未接種の人たちの重症化リスクだ。

2.少し前に、倉澤農政副部長、砂長畜産課長にも連絡を入れた。豚熱の現状について報告を受けた。殺処分は完了。今日から埋却作業が始まっているとのことだった。明日(12月1日)からは、農政部職員のみの動員となる。皆さん、最後まで油断せず、安全に作業を進めてください!

3.本日は一般質問の2日目。自民党の岸県議(元総務会長)が、財政健全化問題を取り上げてくれたことを、とても心強く感じた。今泉県議からの質問(農畜産物の消費拡大戦略)に関しては、もう少し長く喋りたかった。

 水野県議が「群馬県避難ビジョン」を取り上げてくれたのも嬉しかった。実は全国でも最先端の内容なのだ。牛木県議、次は1問くらい、知事にも質問してください!遠慮は要りませんから。