2021年10月22日:パート2

 20時過ぎ。高崎の自宅にいる。熱いミルクティーを飲みながら、本日2本目のブログに取り掛かった。今日の日程を、ザッと振り返ってみる。

 午前10時からの決算特別委員会統括質問の知事答弁レクが終わった後は、中島企業管理者とのランチミーティングに参加。宇留賀副知事にも同席してもらった。企業管理局の雰囲気や今後の取り組みについて、率直な意見交換を行った。とても勉強になった。

 続けて13時からは「事業見直し」の知事ヒアリング。4つの部局からの説明を受けた。どんな事業でも予算を削減した途端に、必ず文句が出る。しかしながら、継続的に業見直しを実施しなければ、財政の持続可能性を担保出来なくなる。財政が逼迫すれば、それこそ現行の事業を減額せざる得なくなってしまう。

 苦しい作業だが、県民の生命と健康、生活を守るためには、避けて通れない道だ。(ふう)

 15時過ぎ。来庁した小林良江 群馬県立女子大学学長と面会。先々週から始まった県の特別講座の反響等について話を聞いた。県立女子大を評価する幾つかのデータも拝見した。知事としては、とても嬉しい情報だ。

 さて、昨日のブログを読んだ地元のある支持者から、こう言われた。

 「一太さん、県外の選挙区に応援に行く理由は分かったけど、地元の応援はどうするの?」と。
 
 群馬県内で、どこか1ヶ所でも候補者の集会に出ると、他の陣営から、「うちには、どうして来ないんだ!」と叱られる。が、とても全地域を回る時間はない。そこで、選挙中に、前回の知事選で推薦をいただいた与党関係の候補者(小選挙区と比例)の選対事務所を激励訪問することにした。

 え?県内の5つの小選挙区のことは、全く心配していない。2年近く国政報告会等の活動が滞っているものの、県内約70の後援会組織は健在だ。どの選挙区の衆院議員が、どのくらい地元で活動しているのかは、かなり正確に把握している。

 さらに言うと、山本一太後援会が、地元衆院議員の組織より強力な地域もある。(地元の後援会の人たちがそう言うのだから、間違いないと思う。)地元担当秘書も、連日、ギザギザの情報を伝えて来る。

 様々な情報を総合すると、県内の5つの小選挙区に立候補している5人の自民党公認候補(現職)全員が、必ず再選を果たせると確信している。知事の応援なんて、全く必要ない!

 そもそも、皆、地元を大切にしている。新たに発足した岸田政権で自民党総務会長に大抜擢された福田達夫候補も、党の組織本部長に就任した小渕優子候補(自民党県連会長)も、笹川ひろよし候補(前環境副大臣)も、中央政界で着実に頭角を現わしつつある井野俊郎候補も、どこかで一度、ゆっくり話したいと思っている新進気鋭の中曽根康隆候補も、きっと知事の活動(=群馬県の発展)を助けてくれるはずだ。

 さらに言うと、北関東比例名簿1位の尾身朝子候補も、同じく北関東比例の上野ひろし候補も、県議として数々の実績を残した公明党の福重隆浩候補も、群馬県のためなら、いつでも、喜んでひと肌脱いでいただけるものと信じている。

 それはそうと、この2年余り、知事として最もお世話になったのは、菅義偉前総理と河野太郎前ワクチン担当大臣だった。が、仲間の応援に飛び回っている盤石の「アニキ」の地元に入ることは逆に失礼だし、河野太郎候補は、永田町の選挙研究家を自認する山本一太が考える「自民党選挙最強5人衆」の1人だ。応援に行く意味がない。

 この2人には、また何かの形で恩返し出来る時があるだろう。

 さあ、今晩は早めに運動を済ませておかないと。明日は終日、選挙の応援(東京日程)だ。

  <激戦を展開中の上野賢一郎候補(滋賀2区)も盟友の1人>