2021年10月22日

 午前11時30分。知事室からのブログ。テイクアウトの昼食(親子丼)が届く前に、すかさずブログを更新する。

 午前10時から、来週火曜日に開かれる決算特別委員会総括質疑の知事答弁に関する協議を行った。答弁案を作成した担当部局との議論を踏まえ、その場で加筆や修正をお願いした。

 いつものとおり、2人の副知事も同席。時々、「こうした各部局との協議の場面を県民の皆さんに見てもらえたらいいのに!」と思ったりする。山本県政が始まって以降、「1つ1つの予算や事業に関して、県庁内でどれほど真剣な議論が行われているか?」を伝えられるからだ。

 え?関係部局の部長や課長は、もちろん知っている。「以前とは、協議の頻度や密度、政策決定のスピードが全く違う!」と。

 さて、昨日、複数の主要紙が、衆議院選挙の全国情勢(各地域の状況)の分析を掲載した。記事の内容を見て、今朝、何人かの候補者に電話を入れた。日本と地方のために、どうしても戻って来てもらわねばならない複数の盟友がいる。

 特に次世代ホープの人たちには、何としても「小選挙区で」勝ち抜いてもらいたい。申し訳ないが、多くの有権者は、現在の「重複立候補制度」というおかしな制度に不満を抱いている。選挙区で当選して付けた議員バッジと、比例復活で得たバッジとでは、全く価値が違う!将来、日本の政治を担っていく若手・中堅議員なら、尚更、選挙区で勝たねばならない!そうでしょう?!

 「自民党が堅調。少なくとも単独過半数を獲得する見込み」みたいな報道を目にする度に、逆に不安になる。こうした情報は、国民のバランス感覚を刺激するからだ。最後の1週間は、野党への揺り戻しが起こると考えた方がいい!

 同志の皆さん、5%以内のリードなんて、誤算の範囲だと思ってください。決して油断せず、投票日まで全力で駆け抜けてください!群馬県から応援しています!!

追伸:過去26年間(国会議員24年+知事2年)の政治家としての経験から言うと、国政選挙の世論調査で最も角度が高いのは、自民党が実施する調査だと思う。理由はシンプル。最もサンプル数が多いからだ。

 次がNHKと朝日新聞。なぜか分からないが、朝日の選挙分析は(他の主要紙より)正確だ。選挙報道に関して、何か特別なノウハウがあるのかもしれない。

 この3つの調査の数字を付き合わせると、実際の情勢が浮かび上がって来る。

 あ、そろそろ栄養補給の時間だ。

     <自民党青年局長は次世代リーダーへの登竜門>