2021年10月13日

 21時40分。高崎の自宅からのブログ。

 本日は午前10時から、令和3年度の「若手職員による政策プレゼン」があった。そこから昼を挟んだ夕方までの約4時間半、10のテーマについて議論を交わした。知事と2人の副知事を含む県庁幹部、2人のアドバイザー、2人の外部有識者等が、最初から最後まで参加。それぞれの政策提案に対する質問やコメントをぶつけた。

 この企画自体は、前知事の時代にも行われていた。が、(関係者の話によると)議論の熱と密度が全く違う。「オープンで、風通しのいい県庁」を目指す山本県政の象徴的なプログラムと言っていい!

 昨年同様、とても勉強になったし、刺激も受けた。え?もちろん、新年度予算に反映出来そうな提案もあった。参加した各部局の若手職員の皆さん、プレゼンの準備と発表、お疲れ様でした!

 16時30分。県内観光地の5人の市町村長と観光関係団体幹部が来訪。「コロナ禍からの早期の経済回復に向けた要望書」を受け取った。

 観光地の関係者の方々は、ぐんまワクチン手帳を活用した2つの需要喚起策(愛郷ぐんまプロジェクト第3弾とGoToEatプレミアム事業)を熱望している。引き続き、力を合わせて、地域経済の活性化を図っていくことを確認した。

 さて、本日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は14人。10日ぶりに2桁に戻った。それでも、直近1週間の感染者数は60人。1日あたりの平均で言うと8.6人と、1日10人以下のレベルを維持している。

 重症者数は更に減って3人。重症者用病床稼働率は3.9%。この数値が5%を下回るのは、8月1日以来、72日ぶりのことだ。

 14名の感染者の内訳は、桐生地区が7名、利根沼田地区が4名、前橋市、太田地区、県外が各1名。感染経路不明の人は3名だった。

 そう言えば、午後、日程の合間に、2つの民放テレビ番組から、「都道府県魅力度ランキング」への知事の対応に関するインタビュー取材(収録)を受けた。フジテレビの「Live newsイット」と日本テレビの「スッキリ」だ。

 フジの「イット」は、早速、本日夕方の放送で使ってくれたようだ。日テレの「スッキリ」のほうは、明日の放送で流してくれるらしい。皆さん、ぜひ「スッキリ」をご覧ください。「都道府県魅力度ランキング」に関する新たなブログは、明日以降に掲載する。

 さあ、ここからは、「ぐんまワクチン手帳」に関するブログの続編。今回は、ワクチン手帳の概要を説明する。

 過去のブログでも言及したが、ワクチン手帳の運用には、友だち登録が約55万人を超える、県の公式LINEアカウント「群馬県デジタル窓口」を活用する。登録後に表示される画面のイメージは、ブログの末尾に添付したスライドで示した。このスマホ画面を施設等で提示することによって、特典が受けられるという仕組みだ。

 続けて、ワクチン手帳の登録方法についても解説する。登録方法を整理したスライドを見ながら、読んで欲しい。

 本日、10月13日(水)の午前9時から、デジタル窓口上に、「ワクチン手帳」という新たなメニューボタンが出現している。

 先ずはこのボタンを押し、(初回時は)入力フォームに移動する。そこに、「自治体名」「接種券番号」「生年月日」を入力してもらう。

 上記の登録が完了すると、利用者のスマホの画面が、先ほどご紹介したワクチン手帳の画面に移動する。その画面に、接種記録等が表示される。

 ちなみに、ワクチン手帳への登録は、十分な抗体が得られる期間を考慮し、「接種の15日後」から可能となる。この点には、ご注意ください。

 加えて、現時点で、ワクチン手帳の利用が可能な自治体についての情報も掲載しておく。

 ワクチン手帳で使用するデータは、各市町村から提供してもらっている。日々の接種記録データの入力作業や、県へのデータ提供にご協力をいただいている市町村の方々に、改めて感謝を申し上げたい。

 データ提供の準備や時期が市町村によって異なるため、準備の出来た市町村から順次、ワクチン手帳の利用が可能となる。そんな流れだ。

 現段階では、前橋市や高崎市、伊勢崎市、太田市など、県内でも比較的人口の多い自治体を含む28市町村が、既にこのシステムに参画している。人口ベースでは、約9割の県民の人たちが、運用開始の初日から利用出来る状況だ。

 その他の7市町村については、例えば「個人情報の取扱いに関して審議会の開催が必要」といった個別のやむを得ない事情によって、(残念ながら)リリース初日の時点では、まだ利用が難しい。

 現在、データの提供に関して、必要な準備を進めている。手続きが整い次第、デジタル窓口上で通知する。

 あいたた、お腹が痛い。夕食のサラダに色々なものを乗せ過ぎたせいかも?我慢して、運動しないと。(ふう)

 

 

 <終日、部局横断の若手職員チームと様々な政策テーマについて議論>



<観光地の首長や観光関係者は、ワクチン手帳導入と関連事業の実施に賛成>