2021年9月17日

 17時過ぎ。高崎の自宅からのブログ。

 本日は、終日、テレワーク。夕方まで、真剣な協議が続いた。1つ1つの議論が群馬の未来に直結する。大変だけど、これほど遣り甲斐のある仕事はない!

 今日、県内で判明した新型コロナの新規感染者は33人。金曜日としては8週間ぶりの50人以下となった。直近1週間の感染者数は284人。NHKが公表している10万人あたりの感染者数は、14、6人まで下がっている。

 感染者の内訳は、最多の館林地区が9名、伊勢崎地区が7名、高崎市が5名、太田地区が4名、前橋市と桐生地区が各3名、渋川地区と藤岡地区が各1名。感染経路不明の割合は約4割だった。

 陽性者を年代別に見ると、10歳未満が3%、10代が6%、20~30代が42%、
40~50代が33%、60代以上が15%となっている。

 33名の感染者のうち、ワクチン未接種の人が23名、1回目の接種を済ませていた人が3名、2回目の接種を完了していた人が3名、残りの4名は確認中とのこと。

 何度も言うが、油断は禁物だ。県民の方々に対して(引き続き)緊急事態宣言措置延長期間における感染防止対策の徹底を呼びかけると同時に、ワクチン接種の加速化、医療提供体制の強化を図っていく。

 今回のブログでは、群馬県における最新のワクチン接種率についても報告する。一昨日(9月15日)時点で、県民全体に占める1回目の接種率は70、65%。早くも7割に到達した。全国平均の62、92%を大きく上回り、全国順位は2位となっている。

 2回目の接種率は57、98%。この数値も、全国平均の51、03%を上回っている。こちらの全国順位は8位だ。ちなみに、12歳から64歳までの人口比の接種率は、依然として、全国1位を維持している。

 続けて、ワクチンの効果に関する直近の状況にも触れる。ブログの末尾に添付したスライドを見ながら、読んで欲しい。

 直近2週間の新規感染者1,121人のうち、ワクチン未接種の人は829人、1回目の接種のみの人は170人、2回接種済みの人は122人だった。2回接種済みの人の感染率は0、01%。これは、1回の接種のみの人の7分の1、未接種の人と比べると14分の1にあたる。

 重症者はどうだろうか?これまで、ワクチン未接種で重症化した人は5人、1回接種のみで重症に陥った人は7人。これに対して、2回接種済みの状態で重症化した人は、1人しかいない。このデータからも、ワクチンの「重症予防効果」は明白だと思う。

 あ、そろそろ、マスコミの取材に答えないと。