2021年9月8日

 夕方。知事室からのブログ。

 午前10時。群馬ヘリポートで行われた防災ヘリコプター「はるな」の就航式に出席。知事として式辞を述べた。午前11時からは新型コロナ関係部局長会議。午後からも、9月補正予算等に関する協議が続いた。

 15時30分から32階の動画・放送スタジオ「tsulunos」で、特殊詐欺被害キャンペーンの歌の収録。16時からのぶら下がり会見を終え、知事室に帰還した。

 会見では、(同じ北関東地区の栃木県、茨城県に続き)群馬県も。政府に対して、正式に緊急事態宣言の延長を要請したことを発表した。全体の情勢を分析した結果、「安易に緊急事態宣言を解除出来るような状態ではない」と考えているとことも力説した。あとは、政府側の判断だ。

 さて、先ずは本日の新型コロナ新規感染者に関する最新情報について。今日、確認された感染者数は117人。11日連続で前週の同じ曜日を下回った。直近1週間の感染者数は758人。5週前のレベルより減少した。NHKが公表している10万人あたりの数だと、39人程度まで下がっている。

 ブログに添付したグラフを見て欲しい。感染者数7日間の平均は、まだ第4波ピークの1.2倍。とても安心出来るような状態ではない。実際、直近1週間の1日あたりの感染者数は、117人。国のステージ4を大きく上回る数値のまま推移している。病床稼働率も依然として高い水準が続く。人工呼吸器やECMO(人口肺装置)を使っている重症者数も、なかなか減らない。知事の肌感覚では「緊急事態宣言の適用を簡単に解除出来るような状態ではない」と思っている。

 117名の感染者の地域別の内訳は、最多の伊勢崎地区が33名、太田地区が25名、前橋市が21名、高崎市が15名、館林地区が14名、渋川地区、桐生地区、県外が各2名、藤岡地区、吾妻地区、利根沼田地区が各1名。

・感染経路不明の人の割合は約5割。新たな変異株観戦も32名。

 年代別で見ると、10歳未満が12%、10代が16%、20~30代が35%、40~50代が30%、60代以上が7%となっている。

 陽性者11名のうち、ワクチン未接種は50名、1回目の接種を終えていた人が8名、2回の接種を完了していた人が7名、残りの52名は確認中だ。

 あ、複数の市長から、折り返しの連絡をもらっている。急いで電話しないと。