2021年9月6日:パート3

 22時。高崎の自宅で、パソコンのブログ更新画面に向かっている。

 本日、県内で確認された新型コロナの新規感染者は48人だった。50人を下回るのは、8月2日以来のことだ。直近1週間の感染者数も、929人まで減少している。

 しかしながら、今日の感染者数(月曜日の数値)は、あまり参考にならないと思っている。例えば、連日、多数の陽性者が出ている地域の陽性者の数が、10人以下まで下がっている。どうも不自然な感じがする。

 やはり、週末を挟んでいるためにPCR検査が減る(=低い数字が出る)傾向にある月曜日の特徴が出ていると捉えるべきだろう。明日(火曜日)の新規感染者は、再び100名程度まで戻ってしまう気がする。

 もちろん、いいニュースもある。群馬が最も影響を受ける首都東京で、感染者が久々に1000人以下(968人)になったことだ。これは7月19日以来のことらしい。が、それでも、群馬県の危機的状況は続いている。実際、現時点でも、全ての指標が国の指定するステージ4を超えているのだ。

 現在、群馬に適用されている緊急事態宣言の解除時期等に関しては、今後、政府ともよく相談して、方針を決めていくことになるだろう。が、知事の今の感覚を正直に申し上げると、慎重な検討が必要だと感じている。

 ちなみに、新規感染者(48名)の地域別の内訳は、前橋市と伊勢崎地区が13名、太田地区が7名、館林地区が6名、高崎市が5名、桐生地区が4名。

 感染経路不明の割合は約3割。新たなクラスターも発生している模様だ。

 年代別に見ると、10歳未満が40%、10代が13%、20~30代が25%、40~50代が13%、60代以上が10%だ。

 48名の陽性者のうち、ワクチン未接種の人は29名、1回目の接種を済ませていた人が5名、2回の接種を完了していた人が4名、残りの10名は確認中とのこと。

 さあ、今晩も早めに運動する。

追伸:上京する前に、島崎群馬県看護連盟会長に電話した。知事として、総裁選における河野太郎ワクチン担当大臣への支持をお願いした。

 明日から、県内職域団体や自民党県議への働きかけを加速させる。