2021年9月3日:パート3

 夕方。9月補正予算の協議を終え、知事室に戻った。

 今月の自民党総裁選で、「全面的に応援する」と明言していた兄貴分の菅総理が自民党総裁選への不出馬表明を表明したことを受けて、少し前に、「河野太郎ワクチン担当大臣が総裁選への立候補の意向を周辺に伝えた」というニュースが流れた。

 詳しいことは後ほど書くとして、次のことだけは言っておきたい。

 「長年の盟友であり、知事就任後も、規制緩和やワクチンの問題で群馬県をずっと助けてくれている河野太郎が総裁選に出馬するなら、他の候補者を支持するという選択肢などあるわけがない!」と。

 13時30分。再選を果たしたばかりの高木渋川市長が来訪。宇留賀副知事との打ち合わせの後、15時から自民党県議団との会議。9月補正予算に関する要望を聞いた。終了後は、再び9月補正の中身に関する議論。この後、18時30分からは、県内医療関係者との意見交換会に臨む。

 さて、本日、県内で判明した新規感染者は128名。地域別の内訳は、最多の高崎市が30名、伊勢崎地区が27名、館林地区が23名、太田地区が21名、前橋市と桐生地区が各8名、渋川地区が4名、安中地区と藤岡地区が2名、富岡地区、吾妻地区、県外が各1名。感染経路不明は約5割だった。

 陽性者を年代別に見ると、10歳未満が8%、10代が12%、20〜30代が35%、40〜50代が25%、60代以上が20%となっている。最近、60代以上の感染率がジワジワと上がって来ている感じだ。免疫の効果が低下しているとも思えないが、少し状況を細かく分析する必要があると思う。

 さあ、次の会議が始まる。

         <自民党県議団からの要望にコメント>

 

<菅総理の総裁選不出馬表明を受けてのぶら下り取材>